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少しシュンとしたみたいだけど立ち位置に着くとさっきの雰囲気とガラッとかわる
それは彼女の前にいる陣さんが背中でもわかるほど
彼女は変わる 別人のように
楽曲の雰囲気に合わせて変わる彼女はまるでカメレオンみたいだ
ポップなものには明るい少女のように
バラードなものには儚げな女性を
曲によって変わる彼女を見ているとなんだか悲しい気持ちにもなる なんでかわからないけど
でも
彼女が歌うたび
踊るたびに
その音は生きる まるで生命を宿しているかのよう
彼女はいつだってみんなに刺激を与えている
リハーサルといえど本番さながら真剣に取り組む彼女の姿勢はみんな見習っている
最年少だから 女の子だから
そんな壁はない
彼女が彼女である限り
変わることはない
健「たっくんー、リハ始まるよ?なにぼーっとしてなんかあった??」
拓「!いや、Aのこと考えてて、、」
健「ん、そーだね。かわいいよね〜」
多分考えてることが違うことはわかる
彼女の方を見ると目があって
いつものようにふわっと笑う彼女ではなく
目を細めた妖艶な女性が笑っている
また彼女は別の人になる
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ai(プロフ) - はじめまして! この作品好きです! いつまでも更新待ってますね。 (2020年7月12日 16時) (レス) id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2019年11月8日 23時