love at first sight (ページ6)

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you side

カフェに入り、目の前にはキラキラ輝くショーケースの中には、わたしに食べて欲しそうにこちらを見ているケーキ達。

『おいしそう、。』

朝から何も食べていない分、目の前のケーキ達にくぎづけになっていた。
でも、黎弥くんの前で、こどもっぽいことはできない。ここは、諦めよう。

『なににしますか？、』

少し後ろにいた黎弥くん話しかけると、いつもの笑顔で

黎弥「一緒のにしようかな！」

ああ、かわいい、これはかわいいでしかない。

『っ、じゃあ！アイスカフェラテ２つでおねがいします。』

黎弥「ええ！ちょっと待って！ここは俺に払わせて！俺が誘ったんだから！」

悠のせいで奢り慣れていたから、払うと言われ正直びっくりしてしまった。

『え、でも自分の分だけでも、、』

黎弥「大丈夫！ここは俺で？ね？」

だからあ！その顔弱いんですって！！

『はい、有難うございます！』

黎弥「あ、じゃあ、席とっておいてくれませんか？おねがいします！」

はい！頼まれます！あなたとためならどこまでも！((キャラどうした

先に席に着いていると、少ししてからトレーを持った彼が歩いていきた。

黎弥「お待たせしました。はい、どーぞ」

『有難うございま、、す？？』

そこには、わたしが頼んだアイスカフェラテと、食べたいと思っていたガトーショコラが置かれた。

『え？わたし頼んでませんよ？あれ？』

すると彼は、肩を揺らすように笑い、恥ずかしそうに、

黎弥「あんなに欲しそうにショーケースのぞいていたら、買ってあげたくなっちゃった。」

見られていたことに少し恥ずかしかなってしまったが、彼の優しさにまた惚れてしまった自分もいる。
わたしの顔が赤くなっていることは嫌でもわかる。

『すいません、ありが、とうございます、とても嬉しいです、、』

黎弥「うん、喜んでもらえて嬉しいです。」

あ、こんな素敵な人と一緒にいれるなんて夢みたいだ。そう思い、小さく切ったガトーショコラを口に運ぶ。

『あ！おいひい！とっってもおいしいです！！』

やっばり、食べ物は人を幸せにする。
好きな人と一緒食べるものはいつもの倍美味しく感じていた。