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するとがばっとわたしを勢いよく抱きしめた
『うわあ！』
黎「どうしよう、俺今すっごい幸せ、うわぁどうしよう！！！」
いきなりすぎて頭が追いつかない
どうしようどうしよう言いながらわたしの肩に顔を埋めて揺れている彼
結構積極的なんだ
なんて冷静に思えている自分を褒めたい
わたしも嬉しくて抱きしめ返す
パッと前を見ると
ニヤニヤしながらこっちを見てくるメンバー
忘れていた
悠だけじゃなくてメンバーさんもいたんだ
恥ずかしくなり黎弥くんの耳元で
『黎弥くん、あの、う、うしろ、めめめんばーさん、///』
そう言うと黎弥くんも忘れていたのかぱっと体を離した
わたしたち人目気にしてなさすぎたかも
黎「あ、あははなんかすいません？」
堀「あれ絶対2人の世界入ってたよね」
颯「そっすね、僕らのこと忘れてましたよね〜」
世「いやー、こんなに無視られたのは初めてだわ〜」
口々に言っているメンバー
ごもっともだ
恥ずかしくて黎弥くんの背中に隠れてしまう
黎「それはすいません、Aちゃんが可愛すぎて」
ぼっとわたしの顔が赤くなるのがわかる
だってさらっと言えちゃうんだもん
慧「うわ！黎弥くんちゃらーーい！！」
黎「うるさい！」
でもやっぱり仲良しなみんな
素敵なメンバー
そんな素敵な人達と一緒にいる黎弥くんはやっぱり素敵で
誰よりもかっこいい
そんな人がわたしを好きだって言ってくれた
嬉しくてでもなんだが恥ずかしくて
わたしはまだ顔が赤いだろう
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作者名：ひよこ | 作成日時：2019年8月15日 23時
