朝帰り ページ8
私はあのままソファーで眠ってしまっていた
気が付くともう朝になってる…
ヨンミンお兄ちゃん？帰ってるの？
ソファーから起き上がってベッドを見る…
キッチンの方を見ても シンと静まり返っていて…
お兄ちゃん もしかして帰ってない？
私の心臓がドクドク鳴った
朝まで帰らなかったこと 今まで1度もなかったのに…
それとも帰ってきてまた出かけたの？
そう かすかな希望を持とうとしたけど…
胸が苦しくて 堪らなくなった…
お兄ちゃん あの人と一緒なの？
苦しいよ…
私は何も手に着かなくて その場に呆然と立ち尽くしていた…
プルルップルルッ
携帯が鳴ってる お兄ちゃん？
私はあわててケータイを耳に当てた
『お兄ちゃん！…今 どこなの？』
『Aちゃん？ヨンミン帰ってないの？』
『ミヌ君… どうしよう 私 苦しいよ…』
『今そっちに行くよ』
そう言って電話が切れて 数分後ドアが叩かれた
『Aちゃん 開けて 僕だよ』
『ミヌ 君？…』
私がドアを開けると息を切らしたミヌ君が 心配そうに立っていた
『今日は…迎えに行こうと…ハァ思って…近くまで来てたんだ…大丈夫？』
『ミヌ君…』
私はすがるようにミヌ君に抱きついた…
『大丈夫だよ Aちゃん ヨンミン信じてるんでしょ』
『うん でも苦しくて堪らないよ』『大丈夫…』
そう言いながらミヌ君も私を抱きしめてくれた
ミヌ君…いつもいつも助けてくれて ほんとにありがとう
あったかいよ…とっても
『ミヌ？A…』
突然ヨンミンお兄ちゃんの声が聞こえた
『お兄ちゃん！』
私はミヌ君を抱きしめてた腕をほどいて お兄ちゃんを見た
『ただいま…遅くなってごめん…資料取りに帰ったんだ
すぐに大学行かないといけないから 今夜 ゆっくり話すよ
ミヌごめんな 後は頼むよ』
そう言って資料を取りに部屋に入って行った
『ヨンミン 今Aちゃんが安心する言葉
言ってあげなよ 一言でいいからさ』
資料を持って出てきたヨンミンお兄ちゃんは
私を見て 『ごめん 今夜 話すよ…』 とだけ言い残して大学に行った…
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智崋＠(プロフ) - すみません、オリジナルフラグを外さないといけませんよ汗 (2014年9月5日 17時) (携帯から) (
レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちーたぬ | 作成日時：2014年8月21日 16時
