お兄ちゃんと恋をして… Ⅱ (ページ50)

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失いたくなかった… ページ50

『今日彼女と会ってたんだ…連絡しないでごめん…』

私はやっぱりそうだったんだと少し胸が苦しくなった…

『もうほんとに終わらせたかった…だから今日会いに行ったんだ
あの依頼が終わってからも毎日呼び出しの電話が来てた…
彼女を傷つけたくなくて今まであまりきついことは言えなかったけど…
Aの気持ち考えたらこのままじゃだめだって思った…
だから今までみたいな思わせぶりな優しさはやめたんだ
きついこと言って…傷つけた…泣かれたよ…
泣かれてまた優しくしそうになった…でも…
今から無理やりAを自分のものにするっていうクァンミンからの伝言聞いて
たまらず帰ってきたんだ Aを絶対失いたくなかった…』
『ヨンミンお兄ちゃん…』
『ほんとに終わったの？もっと早くそういう態度とってたら
こんなことにはならなかったんだ…Aがこんな思い
しなくて済んだのに…もしもできてたら…Aは…』
『クァンミンお兄ちゃん…私は大丈夫だよほんとに…
運命に任せるよだから…ヨンミンお兄ちゃんを責めないで…
私が勝手にやったことだから…』
『ごめん…A…僕が悪い…でもどういう結果でも
僕がAを守るから…ずっと傍にいてほしい
まだ学生だけど…僕と結婚してくれないか…
Aが高校卒業するまでとか思ってたけど
そんな余裕ほんとはないんだ…
子供ができたかもしれないとかじゃなくて今の僕の気持ちだよ
Aしか考えられないんだ一生一緒にいたいのは…』
『ヨンミンお兄ちゃん…うれしいよ結婚しよう…』