お兄ちゃんと恋をして… Ⅱ (ページ46)

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話してページ46

今日はクァンミンお兄ちゃんが帰ってくるから
私は早めに家に戻った
ヨンミンお兄ちゃんは少し遅れるみたい…

お母さんは久しぶりにみんな揃うから
うれしそうに準備をしてる
私も手伝いながらみんなを待っていた

『ただいまー』
『あっクァンミンお兄ちゃんだおかえりー』
『ああA 母さんただいま』
『おかえりなさい』

3人でしばらくおしゃべりして
準備もほとんど終わると
クァンミンお兄ちゃんが
『Aちょっと話があるから２階に来て』って言った
なんだろう…私たちはお兄ちゃんたちの部屋に入った

『あのさ…この間A悩んでるみたいだったから…
僕でよかったら話してくれないかな
あれからAが心配で…たまらないんだ』
『えっ？…クァンミンお兄ちゃん…』
『何でもいいから話してほしい…』

クァンミンお兄ちゃんにまっすぐに見つめられて
私はどうしようか迷ったけど話すことにした
そうほんとは不安で誰かに聞いてほしかった…

『あ…あのね…ヨンミンお兄ちゃんが高１の時
付き合ってた先輩…ってどんな人だった？』
『あの先輩？後輩の面倒見がよくて人気があったみたいだけど
僕は同じ部じゃなかったからよくわからないんだ彼女が原因？』
『うん…あの人今でもヨンミンお兄ちゃんを愛してるって言ってた…
私たちが恋人同士のままでもかまわないって…だから私…』
『そんなこと…Aに言ったの？彼女が？何やってるんだよヨンミンは』
『だから…私…』
私はあのことをクァンミンお兄ちゃんに話した

『え…なんでそんなこと…したの？なんでA一人が
そんな負担背負うの？ヨンミンがしっかりすればすむことだよなんで…』
クァンミンお兄ちゃんは信じられないっていう顔で私を見た
『クァンミンお兄ちゃん大丈夫だよちょっと早くなるだけだよ
それに妊娠してるかどうかまだわからないし…』
『信じられないよ… 高校もやめないといけなくなる…大学だって…』
『それでも頑張れるから私… ヨンミンお兄ちゃんにはまだ言わないで…』
『そんな…こと…』

クァンミンお兄ちゃんは私を抱きしめてなんだか泣いているようだった
優しいねほんとにありがとうクァンミンお兄ちゃん…

『もしもほんとにできてたら… 叔父さんになっちゃうね』って笑うと
『何言ってんだよ…ほんとに…』そう言ってますます強く私を抱きしめた…