お兄ちゃんと恋をして… Ⅱ (ページ42)

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そいつ誰？ページ42

『A…そいつ誰？…』

突然声がしてクァンミンお兄ちゃんは後ろを振り返った
『クァン…ミン？…』
『ヨンミンお兄ちゃん…』
私はソファーから立ち上がってヨンミンお兄ちゃんに抱きついた
『ごめんな一緒に来れなくて…』
『こんなところ A一人でこさせちゃだめだよヨンミン
砂浜にいたんだ一人で…会ったのが僕でよかったけど…』
『そうか…ありがとう… 先行っててって言ったものの
後悔してたよ… また寂しい思いさせた…ごめん』
『ううんこうやって来てくれたから大丈夫だよ
クァンミンお兄ちゃんにも会えてうれしかったし…』
『A…もっとわがまま言ったほうがいいよ
もっと怒ればいいんだよヨンミンのバカって』
『はっなんだよそれ』
『クスッそうだね… ヨンミンお兄ちゃんのバカ！…
ほんとは…すっごくすっごく寂しかったよ… ずっと楽しみにしてたのに…』
『ほんとにごめん…』

『じゃ僕は帰るよ今度そっちにも行くよおやすみ』
『うん来てねクァンミンお兄ちゃんありがとう…』
『ああまたな』

『A遅くなったけど…今から海行こうか…』『うん…』

それからあの日と同じようにふたりで砂浜を歩いた
月明かりに照らされてキラキラ光る波…
ヨンミンお兄ちゃんのきれいな横顔を見ながら
私はまた告白した…

『愛してる…1秒も離れたくないくらいずっと一緒にいてほしい』って

違うのは大好きから愛してるに変わったこと…
ヨンミンお兄ちゃんこれからもずっとずっと一緒にいてね

『ありがとう…僕もAだけ愛してるこれからもずっと変わらないよ』
そう言って私をぎゅっと抱きしめる

私は少し体を離してヨンミンお兄ちゃんに自分からちょっと大人なキスをした
　