本心 ページ14
やっぱりヨンミンお兄ちゃんの腕の中は
あったかくてすごく安心する…
ほんとに大好きだよ… ずっとずっと 一緒にいてね
私もお兄ちゃんを抱きしめる…
『んっ… 起きた の？』
『おはよ お兄ちゃん…待ってるって言ったのに 先 寝ちゃってごめんね』
『いーよ かわいい寝顔ずっと見てたから
寝言で僕の名前も呼んでくれたし…』
『えーっはずかしいよ おにぃ…んっ』
少し強引なお兄ちゃんのキス…
どんなキスも甘くて 大好きだよ…
お兄ちゃんは唇を離すと
『ほんとは…なんで寝てんだよ 起きろよバカって思った』
『えっ？』
『早く起きないと襲うぞって 起きても襲うけどって』
『ええっ』
『これが本心 わかった？ 僕がいつも思ってること
全部 言葉にしたら きっとAに引かれるだろうな…』
『お兄ちゃん…引かないよ私 ちょっとびっくりしたけど…』
『男なんてみんなそうだよ ミヌだって 何を考えてるか
僕にはわかる…好きな子に 下心のない男なんていないよ』
『ミヌ君は そんな…そんなことない…』
『そうかな… 僕ならキスして 押し倒したいって思う
クァンミンから 君を奪ったように…』
そう言ってまた強引なキスをする…
そんなことないよ…ミヌ君は 私たちのこと心配してくれて
いつも助けてくれて 励ましてくれる…
私はそれに甘えすぎてるけど…
『もう大学に行かないと…』
ヨンミンお兄ちゃんは今日も早くから大学に行った…
私もバイトに向かう
お兄ちゃんがあんなこと言うから
意識しちゃうよ…
『おはよ Aちゃん 昨夜 大丈夫だった？』
『うん ありがとう 何もなかったって言ってくれたから』
『ヨンミンの言うこと信じるの？』
『えっ？』
『結局何があったかなんて二人にしかわからないよ
何とでも言い訳はできるし…Aちゃんは
ヨンミンの言うことなら 全部信じるんだね』
『ミヌ君…お兄ちゃんはそんな嘘つかない…
昨日はあんなに励ましてくれてたのに…どうして？』
『昔付き合ってた男女が 朝までふたりっきりで
何もなかったって 普通は信じられないよ…
でも君が傷つくの見たくなくて…励ましたんだ…』
『ありがとう 私 お兄ちゃんを信じるから…
これからは ミヌ君に 甘えないように頑張るね…』
『そう…なんだ…僕はやっぱり 友達どまりなんだね…
君も少しは僕のこと意識してくれてると思ってたけど
ヨンミンにはどうやっても 勝てないんだ…』
ミヌ君はそう言うと切ない瞳で私を見た…
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智崋＠(プロフ) - すみません、オリジナルフラグを外さないといけませんよ汗 (2014年9月5日 17時) (携帯から) (
レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちーたぬ | 作成日時：2014年8月21日 16時
