幸せ ページ4
ホームルームが
終わるとすぐに
オレは優太を誘った
『優太 帰ろうぜ』
『あれ？ふたりとも
もう帰っちゃうの？
私も一緒に帰っていい？』
『れんはダメ オレたち
男同士の話があるんだよ』
『そうなんだぁ残念…』
がっかりしてるれんに
優太が優しく声をかける
『ごめんね れんちゃん』
『ううん 優太くん また今度
一緒に帰ろうね バイバイ』
『おぅ』
『はぁーーれんちゃん
かわいいよなぁ
なあ 紫耀もそう思うだろ』
『は？そうか？れんとは
小学からずっと一緒だから
オレ あんまそんなこと
思ったことないんだよな』
『はいはい 紫耀には
先生がいるもんな
で？ 何？話って』
『はぁ…
もうさ 今日から
先生と二人きりとか
オレどうしたらいいか
わかんなくてさ…』
『紫耀 最初は
めちゃめちゃ
喜んでたじゃん
まあ 気持ちは
わかるけどさ…』
『だろ？』
『でもさ
なるようになるって！
おまえらなりに
ゆっくり
進んでけばいいし
あっもうこの際
開き直って甘えちゃえば
いいんじゃね？
膝枕とかさ
やってもらえば？』
『おぉそれいいな』
しばらく優太に
付き合ってもらって
いろいろ話してたら
随分気持ちが楽になった
オレは優太と別れて
じいちゃんが生前
オレたちの新居にと
用意してくれていた
マンションに向かった
お互いの荷物はもう
運んでいるし
必要なものもだいたい
揃ってるから
すぐに生活できるけど
はぁ…マジ緊張する
オレはドアを開けて
中に入った
先生はまだ
帰ってないみたいだ…
少しホッとしたオレは
とりあえずリビングの
ソファーに座った
夕飯は先生が
作ってくれるらしいし
手持ち無沙汰なオレは
いつのまにかソファーで
眠ってしまった…
『…くん 紫耀くん』
聞き覚えのある
優しい声に
オレはうっすらと
目を開けた…
『センセ？』
先生がオレを
優しく見つめてる
『遅くなってごめんね
お腹空いたでしょう
夕飯もうすぐできるから
一緒に食べよう』
ああ なんだろ
いろいろ
考え過ぎてたのかな
オレ 今すごく幸せだ…
『A…』
オレは思わず
先生の手を掴んだ…
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陽菜(プロフ) - ayaさん» すみません(＞人＜;)岸くん書いてるとついついしっかり書きたくなって…そうですよね。気をつけます(＞人＜;) (2019年6月27日 19時) (
レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
aya - 楽しく読ませていただいています。紫耀くんの恋のお話をメインで読みたいので、岸君のターンはもう少し軽めがいいなぁなんて思ったりします。 (2019年6月27日 17時) (レス) id: af589a7273 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - ナナさん» ありがとうございますm(_ _)m面白いと言っていただけて嬉しいです！頑張ります(＞人＜;) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 面白いです！改行今くらいの方が私もいいと思います。更新待ってます！ (2019年4月11日 20時) (レス) id: 99d28834b3 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - Aさん» すみません>_<どのくらいが読みやすいでしょうか？これから気をつけますm(_ _)m (2019年4月10日 11時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽菜 | 作成日時：2019年4月4日 23時
