そわそわ ページ26
はぁ…オレちょっと
幸せ過ぎなんじゃね？
なんか順調過ぎて怖いんだけど…
あの時 れんちゃんを思わず
誘ってしまったけどさ
オレ 学校の近くに 一人で
部屋借りてるんだよな…
それってヤバくね？ふたりっきりじゃん
オレ 舞い上がって思い切り
勘違いとかしそうなんだよな…
れんちゃんがオレに求めてるのは
絶対 そんなんじゃないのにさ
オレに見せるれんちゃんの
天使のような笑顔に 彼女もオレと
同じ気持ちかもしれないって…
時々勘違いしそうになる
はぁ…大丈夫かな オレ…
今日はとうとう
れんちゃんが来る日
この前 学校帰りにオレんち
教えたから大丈夫だよな
部屋も片付けたし 料理の用意も完璧だ
後は彼女が来るのを待つだけだけど
オレは全然 落ち着かなくて
二人がけソファーのクッションを
抱きしめてそわそわしていた…
するとまもなくチャイムが鳴って
れんちゃんが来た
『優太くん 今日はお招きありがとう』
ドアを開けるとにっこり笑う
彼女にまたドキドキしてきて
はぁ マジ緊張する…
『れんちゃん いらっしゃい
狭いけどさ ど どうぞ…』
部屋はワンルームで
玄関入ってすぐ右がキッチン
左はユニットバスになっている
オレは奥の部屋まで彼女を
案内してソファーに座らせた
『あ あのさ すぐ用意するから
座って 待ってて』
『ありがとう でも何か手伝うよ』
『 大丈夫だよ れんちゃん
CDとかマンガとかそこらへんの
なんでも見てていいからさ』
『わかった ありがとう
あっこれ 私が作ったクッキー
なんだけど あとで一緒に食べよ』
彼女はかわいい袋をソファーの
前のローテーブルに置いた
『えっ？れんちゃんの手作り？
オレ マジ嬉しいんだけど』
オレのテンションは一気に
上がっていった…
今日のメニューはレタスと
ベーコンのクリームパスタに
オニオンスープとコールスローサラダ
簡単に作れるものばかり
だけど 味には自信あるから
オレはササッと仕上げて
彼女の前に並べていった…
れんちゃんはオレの手際の
よさに感動してるようだった
ひと通り並べ終わると
オレも彼女の前に座って
『さっ れんちゃん 食べて』
『すごいね 優太くん
あっという間に作れるなんて
それに すごく美味しそう
いただきます！』
彼女はきちんと手を合わせると
パスタから食べ始めた
一口 口に入れた途端
思い切り顔を綻ばせて
『んーーすっごく美味しい〜』
れんちゃんの嬉しそうな顔に
オレは幸せな気持ちになっていた…
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陽菜(プロフ) - ayaさん» すみません(＞人＜;)岸くん書いてるとついついしっかり書きたくなって…そうですよね。気をつけます(＞人＜;) (2019年6月27日 19時) (
レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
aya - 楽しく読ませていただいています。紫耀くんの恋のお話をメインで読みたいので、岸君のターンはもう少し軽めがいいなぁなんて思ったりします。 (2019年6月27日 17時) (レス) id: af589a7273 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - ナナさん» ありがとうございますm(_ _)m面白いと言っていただけて嬉しいです！頑張ります(＞人＜;) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 面白いです！改行今くらいの方が私もいいと思います。更新待ってます！ (2019年4月11日 20時) (レス) id: 99d28834b3 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - Aさん» すみません>_<どのくらいが読みやすいでしょうか？これから気をつけますm(_ _)m (2019年4月10日 11時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽菜 | 作成日時：2019年4月4日 23時
