順調 ページ22
れんちゃんとオレは
放課後デートを楽しんでいた
『あっ優太くん あそこのお店
入っていい？』
彼女はかわいい
雑貨屋さんを指差した
『もちろん いいよ』
二人で中に入ると
いろんな雑貨があって
れんちゃんが楽しそうに
してるのをオレは
幸せな気持ちで見ていた
『あっこの子 優太くんみたい
かわいいね』
ニコニコ笑ってる男の子の
マスコットに触れて
れんちゃんはオレを見た
『オレ そんな可愛くないよ
かわいいのはれんちゃんだから
オレ… れんちゃんが1番
かわいいって思ってるからさ…』
思わずそんなことを言ってしまって
めちゃめちゃ恥ずかしく
なったオレは照れ笑いを浮かべた
れんちゃんもなんだか
照れくさそうに笑ってて…
『優太くんの笑顔は みんなを
幸せにするんだよ だって私
今 幸せだなって思ってるから…』
『え…マジ？』
『うん この子 買っちゃおうかな』
『じゃオレがプレゼントするよ』
『えっ？いいの？』
『ああ もちろん』
『ありがとう 優太くんだと
思って大事にするね』
にっこり笑う彼女に
オレの胸がキュンと鳴る
そう オレたちは順調だ
れんちゃんの笑顔は
マジ 天使だし
彼女がオレといて
少しでも幸せだって
思ってくれてるのが
すごく嬉しかった…
れんちゃんに ときめきは
ないかもしれないけど
オレがれんちゃんの分まで
ドキドキしてるから
それでいいんだ…
雑貨屋さんを出て歩いてると
偶然スーパーの袋を提げた紫耀に会った
『あれ？紫耀』
『買い物頼まれてたの？
今晩 カレー？』
袋から見えてるカレーの
ルウを見てれんちゃんが聞いた
『なんかさ めちゃ悩んでたら
買い物するの 時間かかってさ
カレーならオレでも
作れそうだと思ったんだけど…』
『すごい 紫耀くんが作るの？
おばさん喜ぶね』
『あ ああ…まあな』
へー紫耀のやつ 先生に
作ってあげるのか…料理
なんかしたことないのに
すごいな 愛の力は…
オレが感心してると
紫耀がドヤ顔で言ったんだ
『優太 めちゃ料理うまいからさ
れん 今度 作ってもらえよ』って
『いやいやいや …紫耀
オレなんかの料理
れんちゃんに食べてもらうとか
マジ 恐れ多過ぎるって…』
オレがめちゃめちゃ焦っていると
『私 優太くんの料理食べてみたいな』
ってれんちゃんは言ったんだ
だからオレ…
『今度うちに来る？』
って言ってしまった
『わっ 嬉しい
優太くん 楽しみにしてるね』
彼女は オレを虜にする
天使の笑顔で微笑んだ…
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陽菜(プロフ) - ayaさん» すみません(＞人＜;)岸くん書いてるとついついしっかり書きたくなって…そうですよね。気をつけます(＞人＜;) (2019年6月27日 19時) (
レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
aya - 楽しく読ませていただいています。紫耀くんの恋のお話をメインで読みたいので、岸君のターンはもう少し軽めがいいなぁなんて思ったりします。 (2019年6月27日 17時) (レス) id: af589a7273 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - ナナさん» ありがとうございますm(_ _)m面白いと言っていただけて嬉しいです！頑張ります(＞人＜;) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 面白いです！改行今くらいの方が私もいいと思います。更新待ってます！ (2019年4月11日 20時) (レス) id: 99d28834b3 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - Aさん» すみません>_<どのくらいが読みやすいでしょうか？これから気をつけますm(_ _)m (2019年4月10日 11時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽菜 | 作成日時：2019年4月4日 23時
