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恋人繋ぎ ページ6

指でソースを
拭ってやると
うみはみるみる
真っ赤になった…

あれ?なんだ?

今までは
オレばっかり焦って
うみはいつだって
平気そうだったのに

森から帰ってから
なんか変だ…

いつもは うみから
おねだりされた
ことをしてたけど

オレからすると
ダメなのか?

でも…嫌がってる
わけじゃないよな…

照れてる だけ?

なんだ…そっか…

オレはそんなうみが
つくづくかわいいいと
思った…


食事が終わると
みんなで星を
見に行く話になって

せっかくここまで
来たんだから オレは
紫耀とAちゃんを
ふたりきりにして
やろうと思った

『うみの足の具合も
あるし オレたちは
別の場所で見るからさ
紫耀はAちゃんと
ふたりで
丘の上 行ってこいよ』

オレの言葉に
紫耀は嬉しそうだ

『ああ ありがとう 岸』

『おお』

ほんとは部屋も
Aちゃんと
一緒にしてやったら
いいんだろうけどさ
さすがにオレと
うみが同じ部屋に
泊まるのは避けたいし

もしも前みたいな
ことがあったら…

今も考えただけで
変な汗が出てくる…


紫耀たちを見送った後

うみとふたり
ペンション近くを
星を見ながら歩いた

『うみ 足 平気か?』

『うん 全然平気だよ
お兄ちゃん お星様
いっぱいで きれいだね』

上を見上げて
嬉しそうに笑う
うみの横顔は
小さい頃と全然
変わらなくて…

『うみ …
今日は恋人ごっこは
もういいのか?』

オレは何故か
わからないけど
自分から
爆弾を受けにいった

でもうみは…

『うん こうやって
お兄ちゃんと一緒に
お星様見てる
だけで充分だよ』

と屈託なく笑う

オレはそんな
うみの横で
手をパーにして見せた

『うみも 手だしてみ』

不思議そうに
オレを見ながら
だしたその手に
オレは優しく
自分の手を重ねて
指と指を絡めた…

『恋人繋ぎ まだ
したことなかっただろ』

うみは みるみる
真っ赤になって…

オレはそんな
うみが可愛くて
たまらなかった…

満天の星の下→←いらない



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設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , kingprince   
作品ジャンル:恋愛
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陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります! (2019年2月11日 13時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます!!!  これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽菜 | 作成日時:2019年2月3日 10時

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