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いつか私も… ページ33

身体中熱くて
もう紫耀くんしか
見えないよ…

顎に添えられた指は
私を上向かせた後
耳を擽ぐって
髪に優しく触れた…

そしてもう片方の手は
私を包み込むように
抱き寄せてくれて

私たちは間近で
見つめった…

『A 好きだよ』

その言葉とともに
彼の熱くて甘いキスが降る

『んっ…』

あの日
紫耀くんと見た
流れ星のように
いくつもいくつも
角度を変えて降ってくる

その甘いキスに
私はますます
身体が熱くなって…

彼に支えられて
やっとの思いで
立っていた…

どのくらい
経ったんだろう…

唇が離れてお互い
熱い息が漏れる

『A …今から
オレんち来いよ』

熱を帯びた瞳に誘われて
私は 『うん 』と頷いた…

手を繋いで
お互いの想いを
感じながら歩いてく…

でも帰り着くと私の家の
明かりがついていて

『A おじさん帰ってる
みたいだな…やっぱ
今日は Aんちに送るよ』

『私 紫耀くんちに行きたい
後で 行ってもいい?』

『ああ もちろん
オレは嬉しいよ じゃ
後でベランダに迎えに行く』

『うん』

私は紫耀くんに
見送られて家に入った

お父さんは浴衣姿の
私を見たくて早く帰って
来たみたいだった

『おかえり A
お祭り 楽しかったかい?

それ着て行ったのか…
よく似合ってる

やっぱりAは
母さんに似てるな』

お父さんは感慨深げに
私を見て言う

『これ
お母さんのだったの?』

『ああ
それを着た母さんに
ドキドキしながら
プロポーズしたのを
思い出すよ

Aも そんな年に
なったんだな…』

そうなんだ…
知らなかったな

お父さん
ドキドキしながら
お母さんに
プロポーズしたんだ

いいな…
いつか私もあるかな

紫耀くんから
あったらいいな…

いつか きっと…

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設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , kingprince   
作品ジャンル:恋愛
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陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります! (2019年2月11日 13時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます!!!  これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽菜 | 作成日時:2019年2月3日 10時

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