私は双子のお兄ちゃんヨンミン・クァンミンと恋をする

ＫＩＳＳ ページ11

『ありがと ところでAちゃんは彼氏とかいないの？』
そう聞かれて
『いないよーぜんぜんモテなくて』あはは
まっあまり興味がなかったっていうのもあるけどね
『えーAちゃんかわいいのに
今日見てたんだけどクァンちゃんとお似合いだよ
とっても仲良しだし ホントの兄妹じゃないんだから
二人付き合っちゃえばいいのに』
私はえー！って叫んだ
そこにお兄ちゃん達が帰ってきて
何々ーって聞いてきたから
彼女はさっき言ったことをお兄ちゃんたちに話した
するとクァンミンお兄ちゃんが
おーそれいいよねって
ちょっとちょっとまってーなんでそうなっちゃうのー
私が困ってると
ヨンミンお兄ちゃんが
『だめだろそんなの 兄妹なんだから』って怒った
『冗談だよーなんでマジ切れしてんの？』
クァンミンお兄ちゃんはちょっとしゅんとしてしまった
そういうとこほんとかわいい ヨンミンお兄ちゃんもマジ切れって
なんだかうれしかった

そして最後はやっぱり観覧車でしょってことで
二人づつに分かれて乗ることに
ほんとは4人で乗りたかったけど私は遠慮した

よく聞く話だけどここの観覧車も天辺に来たときに
思いを告げてKISSすると生涯結ばれるっていうジンクスがあるらしい
私はヨンミンお兄ちゃんもKISSするのかなと
考えると胸が締め付けられる思いがした

先に乗ったヨンミンお兄ちゃんたちもうすぐ天辺だ
私は今にも涙がこぼれそうだった
するとクァンミンお兄ちゃんが
私の頬を両手で包んでこう言った
『さっきは冗談って言ったけど
A僕と付き合ってくれないかな』
まっすぐに私を見てそう言った
私はびっくりしてクァンミンお兄ちゃんを見た
お兄ちゃんはゆっくり顔を近づけて
そっと私の唇にＫＩＳＳをした…

その時先に乗ったヨンミンお兄ちゃんの観覧車が見えた
二人もＫＩＳＳしてる？
私の目から涙があふれた

秘密…→←お兄ちゃんの彼女

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