：２２ ページ22
·
馬場園さんと話していたら、色んな方たちが集まってきて盛り上がった
豊永｢清太郎様はお元気？｣
｢はい、もうついていけないくらい元気です 笑｣
蝶原｢清太郎様っぽいですわね｣
悠河｢将来はAさんがお家を継ぐの？｣
｢私はそうしたいと思ってます｣
蝶原｢まあ姉が刑事なんてやってるものね 笑｣
麗子ちゃんを馬鹿にするように笑った蝶原さんは前々から宝生家を嫌っている
蝶原家は世界でも名を轟かすアパレルブランドだけど、金融や鉄道、不動産まで手掛けてる宝生家よりは下位
それが悔しいのか宝生家を妬んでいる
｢私は親の仕事にそのまま就いて自分の力だと勘違いしてる人より、自ら厳しい職業に就いた姉を誇らしく思います｣
蝶原｢なっ…！｣
満面の笑みを蝶原さんに向けると、怖気付いたのかワインを持ったまま違う所へ行ってしまった
まだまだ言いたい事はあったのに。
きっと麗子ちゃんならもっときつい事言ってたんだろうな 笑
影山｢Aお嬢様、顔面が怖いでございますよ｣
｢だって麗子ちゃんの事言われて黙ってるわけにはいかないじゃない｣
影山｢少し言い過ぎではありましたが、私も同意見でございます｣
そう言いながら優しい微笑みで頭を撫でてくれた
ドキッと高鳴った胸を無視しながら、頭に置かれてる影山の手を退ける
｢子供扱いしないで｣
影山｢頬を膨らましても意味などございませんよ｣
｢もう！ 影山のばか！｣
影山｢ははっ、お嬢様には負けますよ｣
このバカ執事！と言おうとした瞬間、きゃっ！という麗子ちゃんの声がした
｢麗子ちゃん！？｣
麗子｢ドレスが汚れた〜！｣
｢申し訳ございません！｣
少し離れた所にいた麗子ちゃんの方へ振り向くと、どうやらワインを運んでいた人と麗子ちゃんがぶつかってしまい、ドレスが汚れちゃったみたい
｢影山、麗子ちゃんの所へ行って｣
影山｢しかし仁科様がお近くに…｣
｢私は大丈夫だから！ 麗子ちゃんに代わりのドレスを！ ね？｣
影山｢かしこまりました｣
心配そうに眉を下げ見つめてくる影山を麗子ちゃんのところへ行かせる
少し飲みすぎて椅子に座りたかったから、私は麗子ちゃんの元へ行かなかった
1人になった私は会場の隅にある高級そうな椅子に座り、水を飲む
1人になった事を公開することも知らずに＿＿＿
+
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年7月26日 12時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きでニノちゃんと翔君寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年11月13日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うりり | 作成日時：2017年9月15日 0時
