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さっき飲んだ紅茶が効いてきたのか、時差ボケしているのか、日付をまたいでも全く眠れない。
やる事も無いので夜風にあたろうとテラスにある椅子に座る
夜風は予想以上に冷たくてシルクのパジャマでは少し寒い。
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｢寒っ 、肩掛けでも持ってくれば良かった…｣
影山｢こちらでございますか？｣
急に後ろから影山さんの声が聞こえたと同時に肩に肩掛けがかけられる
｢えっ、あ、ありがとうございます｣
影山｢いえ、しかしお嬢様ここにいては風邪を引いてしまいますし、お肌に悪いでございます。｣
｢まだ眠くないんです。それに寝たい気分でも無いんです。｣
影山｢そうでございましたか。ではお嬢様がベッドに入られるまでご一緒いたします。｣
そう言って私の隣の椅子に腰掛けた
夜中なのにまだお仕事が残ってたのかな
｢執事ってお仕事 大変なんですね？｣
影山｢いえ、お嬢様に比べれば全くでございます。｣
｢いや何もしてないですよ｣
影山｢そうでございましょうか？
清太郎様のお仕事を手伝い、礼儀作法を全て学び、宝生家の名に恥じぬよう、パーティーやお見合い全てを完璧にこなしているでしょう？｣
影山さんは微笑みながら言った
影山｢麗子お嬢様が刑事という仕事についた以上、Aお嬢様が清太郎様の仕事を継がなくてはなりません。｣
｢そのためにアメリカへ行きました｣
影山｢やはり。麗子お嬢様はただの語学留学だと仰っていましたが、清太郎様の仕事を学んでいたのですね。｣
｢影山さんには嘘はつけないですね 笑｣
影山｢全てお見通しでございます｣
かけているメガネをくいっと探偵のようにあげる
嘘をつくならもっと上手くしなきゃいけないな、
影山｢今日の麗子お嬢様の刑事っぷり、どうでございましたか？｣
｢ふふっ、とっても誇らしかったです｣
影山｢それは良かったです｣
影山さんは優しく微笑んだ
その微笑みを見ると何故だか安心出来る。
それと胸が高鳴る。
少しの静寂と共に冷たい風が私と影山さんの間を吹き抜ける
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年7月26日 12時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きでニノちゃんと翔君寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年11月13日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うりり | 作成日時：2017年9月15日 0時
