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今では泣き虫だったAお嬢様は、立派な女性へと成長された
麗子お嬢様に劣らず美しく、気品のある女性に。
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そんなAお嬢様の執事になる為に、最難関と呼ばれるアメリカの執事養成学校をストレートで卒業し、
数々の貴族様に仕え、実績を積んでから、宝生家に執事として仕えさせて頂いている。
＿＿＿＿Aお嬢様はまだあの指輪をお持ちでしょうか
私は昔から変わらずAお嬢様だけに忠誠を誓っております。
+++
# 宝生A
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｢すっかり遅くなってしまってすみません！｣
影山｢いえ、大丈夫です。今から帰っても12時には間に合います。｣
麗子｢さっさと帰りましょう｣
唐沢と話も終え、リムジンに乗り込む
しばらく経ってから麗子ちゃんがあっ、と声を漏らす
麗子｢そういえばA！ 貴方いつから犯人がわかってたの？｣
｢え？ 今？｣
事件なんてとっくに解決して時間が経ったのに、今更聞いてくる麗子ちゃん
麗子｢いつから判ってたのよ！ 教えなさい｣
｢影山さんの推理を聞くまで判らなかったよ！｣
麗子｢本当に？｣
｢うんうん！｣
ここで私が麗子ちゃんの話の中間辺りで犯人が判ったなんて言ったら麗子ちゃんの刑事としてのプライドが傷ついてしまう
だから敢えて嘘のことを言う
影山｢それは本当でございますか？
麗子お嬢様の聞き込みの話の中盤辺りで気づいてらっしゃったのでは？｣
麗子｢えっ、そうなの？ 正直に答えなさいよ｣
｢もう！ なんで影山さん言っちゃうんですか！｣
麗子｢私 刑事に向いてないのかしら…｣
｢違うよ！ 麗子ちゃんは刑事に向いてるよ！ね？｣
落ち込んで外を見始めてしまった麗子ちゃん
余計な事言わないで！という意味を込めて影山さんをミラー越しに睨む
影山｢Aお嬢様 その様なお顔をされてはシワができてしまいます。
それにただ可愛らしいだけでございます。｣
｢なっ、可愛くなんてないです！｣
そう言えば影山さんはふっと微笑む
その顔にも言葉にも私の顔は紅潮してしまう
影山さんに今日だけでどれ位ドキッとさせられたのだろう。
全て気のせいだと思えばいい話なのだが、そうしたくないと思う自分が小さくいる。
とりあえず今は顔を冷ますことに集中しよう
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年7月26日 12時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きでニノちゃんと翔君寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年11月13日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うりり | 作成日時：2017年9月15日 0時
