三話 ページ5
「Aさん。ゆっくりしていってくださいね」
「ありがとうございます」
料理を運んで来てくれた家政婦のフクさんに、椅子に座ったままで悪いが軽く頭を下げた。
夜、『お食事会』という名目で私のお別れ会を、豪炎寺家で開いていた。私がここにいるのも、フクさんが料理を運んできたのもその為だ。
「お姉ちゃん！これも美味しいよっ」
はい！、とスプーン刺さったミートボールを寄せてくる夕香ちゃん。御言葉に甘えてほおばった。
まだ幼い夕香ちゃんに合わせた料理は、一回り小さめに出来ていてとても食べやすい。そして美味しい。
「A、サラダを取ってくれ」
「はいはい」
向かいに座った豪炎寺くんから平皿を受け取り適当な量を盛る。彼はその間に別の料理に手をつけていた。
「成長期って良く食べるね」
「これくらいは普通だ。お前は少し少ないんじゃないか？」
「男の子の普通と比べたら終わりでしょ......」
サラダを盛った皿を返しながら疑問を持ちかければ、平然とした顔で豪炎寺くんは言う。それに思わずツッコムが彼は聞いていない。都合のいい耳だ、そう思いながら私もサラダを手に取った。
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夜空(プロフ) - 面白いので、続けて欲しいです。 (2022年12月25日 16時) (
レス) @page16 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 頑張ってください！！応援しております！！ヒロアカ、2代目平和の象徴も頑張ってください！！ (2017年12月23日 23時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！！！ (2017年1月29日 20時) (レス) id: 3b077bcd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*MIYO* x他1人 | 作成日時：2016年11月4日 13時
