二章 出会い ページ2
いつも通り、と言った所だろうか＿
小学校高学年にまで進級し、近所の公園で黙々とボールを蹴っていた私。
「あっ」
トラップミスで他所へ飛んでいったボール。ため息をついてから後を追いかけた。
＿＿この時、いつも通りが崩れたのだろう
「・・・！」
「・・・」
額を出した髪型。サッカーボール片手にこちらを見る彼の目は鋭い。
「これ、お前の？」
「あ、うん」
「・・・ほら」
「ありがとう・・・えーっと」
口を開いた彼からボールを受け取り思わず口を閉じる。私は彼の名前を知らないし、同じように彼も私の名前を知らない。
それに気づいた彼は、再び口を開いた。
「豪炎寺修也だ」
「豪炎寺くんね・・・ん？」
豪炎寺修也＿＿？
「どうかしたのか？」
急に黙った私に首を傾げて尋ねてくる豪炎寺くん。思わずその姿を凝視した。
改めてよく見てみれば確かに“彼”だ
「ああ、いや、何でもないよ。ちょっと知り合いに似てたから吃驚しちゃって」
間違ったことは言っていない。まぁ、知り合いっていうのは明らかな間違えだけど、豪炎寺くんは特に気にする様子もなかった。
「私は藤堂A。よろしく豪炎寺くん」
「・・・あぁ」
＿これこそが、のちにイナズマイレブンを支えるエースストライカーとなる二人の出会いだった。
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夜空(プロフ) - 面白いので、続けて欲しいです。 (2022年12月25日 16時) (
レス) @page16 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 頑張ってください！！応援しております！！ヒロアカ、2代目平和の象徴も頑張ってください！！ (2017年12月23日 23時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！！！ (2017年1月29日 20時) (レス) id: 3b077bcd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*MIYO* x他1人 | 作成日時：2016年11月4日 13時
