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っ。
ここは.......？
状況が全く読み込めなくて唖然としていると、目の前に急に人が現れた。
？「ようこそ。君が慎くんかな？」
？「こっちだよ。」
急に名前を聞かれて、どこかへ連れていかれる
どうしてだろう。勝手に足が進んでしまう。
？「着いたよ。」
『すごい.......』
気がつくと目の前にはお城があって、見たこともない大きさでびっくりした。
？「ふふ。やっと喋ってくれた。俺は、彰吾、君と同じ悪魔だよ。」
『.......悪魔。』
小さい頃、お母様から聞いていた。
この世界には天使と悪魔が存在して、どちらも、稀に普通の人間から生まれることがある。
天使は私たちに恵みをくださり、平和をもたらしてくれる。
一方悪魔は、疫病を流行らせ、人間を喰う。恐ろしい生き物だと教わってきた。
彰吾「慎くん。そろそろ王がお見えになる。」
王？
すると目の前にあった大きい扉が開き、中へと進んで行った。
中はとても広くて、薔薇や絵画など色々なものが置いてあった。
彰吾さんに着いていくとまたまたとても大きいドアの前について、止まった。
彰吾「少し待っとれ。」
その一言だけいって出会った時みたいに消えてしまった。
何すればいいんだ。僕に何を求めているんだ。と思っていると、急にドアが動いて、ゆっくりと動いた。
目の前には3人の男の人がいて、いかにも王様という雰囲気が溢れだしている男の人が1人。王冠も被っているし.......
2人目はは綺麗な目をした人が微笑んでいて
もう1人は近づいてきた。
？「慎くん。辛かったね。」
気がついたら俺はその人の胸の中にいて、久しぶりに人の温もりを感じた。
？「おいで」
そう言うと、俺はその人と一緒に王様(?)の前へ跪いた。
？「よく来たね、慎くん。」
この声.......
さっきこの人の声でここまでたどりつけた.......
？「俺は、壱馬。この世界の王だよ。もちろん悪魔だ。君の隣にいるのは陸。もう1人は北人。みんな悪魔だ。ここは悪魔達が住んでいる世界だよ。」
『俺も、ここに住んでいいんですか。』
陸「もちろん。君の家は今日からここだよ。」
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作者名：丸ごといちご | 作成日時：2020年8月27日 21時
