親と愛と双子と ページ7
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「待っていましたよ、その言葉
では早速今日かた淳太さんは我々の学園の生徒です
しばらく…いえ、ずっとあなた方の元へ現われることは無いでしょう」
そう言った瞬間、風間さんは俺の元に近づいてきた
「こんにちは、淳太くん
君はもう一人じゃない
同じ境遇にあった子とかたくさんいる。
もっと君は愛されるかもしれない
君は、来るかい?」
俺はそう言って差し出された手を強く握った
「では、さようなら」
風間さんは握っている俺の手を決して離すことはなかった
その優しさが、嬉しかった
そして車に乗せられ、到着した
「さぁ、ここがこれからお世話になる学園だ
けど、その前に検査しよっか」
そう言われ、風間さんは俺を地下につれて行き、全面ガラス張りの部屋につれてきた
その中には色々な機械が
「これが終わったら、君は友達を作れる」
「トモダチ…」
友達なんてトゥローノしかいない
けどまた違う人を作れるなんて、嬉しかった
だが、この検査が俺にとっては酷なものだった
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作者名:ぜんまい | 作成日時:2015年5月9日 20時