検索窓
今日:24 hit、昨日:111 hit、合計:329,857 hit

38 ページ38

『っえ、』




涙が引っ込んで。

私の心臓は正直にバクバクと音を立てている。





JM「僕はさ。Aちゃんのこと迷惑だって思ったことないし、むしろ………」




手が絡まる。


ゆっくりと指をなぞられて、ゾワッと変な感覚に襲われる。
すぐ目の前にいるジミンくんと、視線がぶつかる。







あ、と思ったその時。
もうすでに、キスをされていた。




ほんのりと、珈琲の味がする。


顔に熱が集中してる感じがして、恥ずかしい。








JM「本気で大事にしたいし、Aちゃんとなら、ずっと一緒にいたい。」



涙を拭われた。
また、触れるようなキスをされた。



ふふっと笑うジミンくん。









…あ、だめだ、




ドキドキしすぎて、死んでしまう。







JM「つまりさ、好きなんだよね。僕、はじめての感情だった。抑えられないんだね。びっくりしちゃった。こんなに何かを大切にしたいって思ったのはじめてだし、Aちゃんのためなら、なんだって捨てられるって思った。」





後頭部を、さらりと撫でられる。


意識を張り詰めないと、すぐに気を失ってしまいそうになる。









JM「愛って、こんなものなんだね」

『……あ、あい?』






JM「うん。愛。僕は、体だけの愛しか貰ってこなかったし、あげてこなかったけど。無償の愛を、あげたいし、貰いたい。僕はそんな感情を持ってるよ。」








お金をもらって愛を届けていたジミンくん。


そんな言葉は、とても重く、響く。

39→←37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (582 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1523人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , bts , ジミン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いつき(プロフ) - sumikoさん» sumikoさん、コメント有難うございます。ナムさん、私もずっっと小説書きたかったので、ぜひ頭のいいナムさんに翻弄されるお話書きたいですね…!!有難うございます、これからもよろしくお願いします! (2022年9月1日 16時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 完結お疲れさまでした。出来れば、この話の続きで、クズなナムさんが見たいです。ユンギペンですが、頭の良いナムさんのクズっぷりが見たい! (2022年8月31日 16時) (レス) @page44 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 南さん» 南さん、ありがとうございます!楽しく読んでいただけてうれしいです。ユンギさん!私も今とても迷ってます…!!次の作品でもよろしくお願いいたします! (2022年8月31日 13時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - sumikoさん» 今回は調子乗っちゃう系ジミンさんでやらせて頂きました、私もチョアーです笑 見ていただいてありがとうございます! (2022年8月31日 13時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!ありがとうございます!次はユンギのお話がいいなぁ❤️ (2022年8月31日 9時) (レス) @page44 id: 9aaef54235 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2022年8月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。