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JM「美味しいですよね。ここのケーキ。」
『はい！！すごく美味しいです！』
JM「はは、喜んでいただけて嬉しいです。」
やはりセンスがあるらしい。
…値段は高いけれど。
珈琲を飲むジミンさん。やはり周囲からの視線が絶えない。
ていうかさっき逆ナンされてた。めっちゃニコニコしながら無視してたけど。
…やっぱり怖いなぁこの人。
食べ終わって、雑談ともいえないような微妙な会話を交わす。
『あ、私お支払いします』
JM「…ああ、そういう社交辞令は大丈夫ですよ」
『いえ、本当ですよ。連れてきてもらったのは私なので』
JM「…本気で言ってます？」
鼻で笑われた。
見定めるようにジミンさんが私を見てくる。
逆に本気じゃないことがあるのか。
ここで払ってもらったらどうせ面倒臭いことになるのは目に見えている。
『本気ですよ、行ってきます』
JM「待ってください。僕が女性に払わせるような男だとでも？」
『…思ってませんよ。でも今日は最初で最後なので』
ピクリとジミンさんの眉が動く。
JM「…最初で最後、とは？」
『文字通りです、私はもうジミンさんとは出かける気はありませんし』
JM「なぜですか？まだ会ったばかりなのにそんなことを言われたら悲しいですよ」
『…とりあえず、お支払いだけ』
そう立ちあがろうとした瞬間、ジミンさんに腕を掴まれた。
思っていたより強い力。
びくりと肩が揺れる。
JM「払わせません。」
『…はい？？』
JM「初めてです。僕が払うのは当然と思っていましたが、まさか僕から払いたいと思うなんて。」
『いや、え、ちょっと』
JM「いいんですよ。貴方のために、ここのケーキを全て買い取ったって。」
そう笑われて、押し黙った。
…な、何を言ってるんだ。
手を引っ張られて、慌てて鞄を取る。
ジミンさんが店員さんに話しかけた。
JM「会計、お願いします。」
まずい、会計されてしまう。
財布を出そうとする手が握られている。
…このために手を握ったって？
『ちょっと！！卑怯ですよ！！』
JM「卑怯？僕が？……あ、クレジットで。」
『なんですかこの手は！！』
JM「いえ、ペットには首輪を付けろと昔から習っていたので」
そう笑って、ジミンさんは店員さんからクレジットカードを受け取った。
……え、ペット？
.
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
