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そこからはもう嵐のようだった。
風呂入って髪整えて化粧して着替えて、もうはちゃめちゃだ。
…パジャマで会ってやりたかったが、どうも育ちがいいものでね。
ふ、普通こういう時ってどんな服装で行くんだ？
考えている暇もない。
黒いワンピースを掴んで慌てて着替えた。
気が付けばもう10時半を過ぎていて、やばいぞと冷や汗がこぼれる。
な、なんで私がこんな慌てなきゃいけないんだ。
普通に考えてこんな急に予定を入れてくるあっちが悪い。
分かっているのに、なぜ私はこうやって支度をしているんだ。
自分でも意味がわからない。
顔が良いからって調子に乗りやがって。
時刻は11時を回った。
その瞬間、インターホンが鳴り響いた。
ミリ単位でも遅れがなかった。逆に恐ろしい。
『……よし、いけ私、結婚は無理ですって……よし』
そう気合を入れて扉を開けた。
そこに、王子様が立っていた。
できる男はスーツが似合うというが、こういう事だろうか。
うっ、眩しい…ジミンさんが眩しい。
扉が開いた瞬間に目が合って、顔が引き攣る。
すると、ジミンさんが驚いたように目を見開いて私を見つめた。
…な、なんか変だったか。
私だけさっきからバタバタ支度してたから息が荒いのがおかしいのか。
JM「……怒ってなにも準備していないかと」
『怒ってますよっ、で、でもせっかく来てくれるのに、帰すわけにもいかないし、』
その瞬間、吹き出して笑うジミンさん。
JM「ふはっ、……意外と律儀なんですね、あなた。」
…ば、馬鹿にされてる？
恥ずかしくなって顔が熱くなる。
笑ってくれるのはいいんだけど、絶対バカにされてる。
違うって叫びたいんだけど、どうも声が出ない。
JM「可愛いですよ」
『冗談はいいです。どこ行くんですか。』
眉間に皺を寄せながらそう聞くと、笑いながら私の手を握った。
階段で転ばないようにゆっくりと降りてくれる。
心臓がドキリとする。
異性にこういうことをされるのに慣れていないのだ。
…ああ、なんで家の前にこんな高級な車が停まってるんだ……！！
助手席の扉が開かれて、私はだんだんと焦ってきている。
マジだ。この人。すごいエスコートしてくる。
JM「乗ってください、Aさん。」
…最悪だ。
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
