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ジミンさんが、目を見開く。
震えた声が届いてしまったことに、後悔するべきか、喜ぶべきか。
すると、ジミンさんが自分の髪をかきあげて、顔を赤くしながら言った。
JM「僕、誰にも本気で好きになったことがないんだ。
だからなのかな。これは好きなんだって確信した。
うれしかった。初めて好きになったのがAで。」
ああ、顔が熱い。
だんだんと、視界がぼやけていくような感覚に襲われて。
頭が、パンクしそうだ。
それを、ジミンさんが雑に拭った。
JM「ずっと、一緒にいたい。これは僕の本当の気持ちだから。」
そう言われて、小さな黒い箱を出された。
何か、温かいものが頬を伝う。
きらりと、明かりの反射で指輪が光る。
太陽のようで、星のようで、月のようで。
あまりに眩しすぎるそれに、頭が真っ白になる。
動き出したのは頭ではなく身体で。
強く、つよく。ぎゅっとジミンさんを抱きしめた。
ジミンさんが好きだ。
こんなに憎たらしいけれど、私は、ジミンさんが好きなんだ。
『私で、よければっ、……お、お願いします………』
拙い言葉。
ジミンさんが嬉しそうに顔を上げた。
JM「……ほんとに？」
小さく頷くと、ゆっくりと顔が近づいてくる。
触れるようなキス。優しくて、あたたかい。
JM「……言っとくけど、僕ほんとに離さないよ。」
『う、うん……』
JM「僕が働くから、ずっと家にいて。こんな可愛い人、外に出してらんないし。」
『え、それはちょっと』
JM「無理。不安で外に出せない。」
そう抱きしめてくるもんだから、可愛くて笑ってしまう。
笑うなって言われて、また頬が緩んだ。
JM「…よろしくお願いします。」
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王子様は私に微笑んだ。
彼は魔王であり、私の王子様。
END*
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
