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すっかり暗くなった空。
明かりがつき始めて、キラキラと海を反射する光。
あまりにロマンチックすぎて若干吐きそうだ。柄じゃない。なんか恥ずかしくなってきたし何か話そうかと口を開こうとしたとき、ジミンさんを見る。
JM「……」
するとジミンさんが真剣そうな顔をして……
いや怒ってる？大丈夫？めっちゃ眉間に皺寄ってるけど。
気まずい、非常に気まずい。
なんか違う意味でもドキドキしてきた。いや2人きりっていう空間がそもそもドキドキなんだけど。この数時間で、好きという言葉をたくさん聞いて、おかしくなっているのかもしれない。
『……あ、あの』
JM「うん。なに。」
『えっと…あの、綺麗ですね、外』
するとジミンさんが突然吹き出して笑った。
…え、なんかおかしいこと言った？
めっちゃ普通のこと言ったよね私。
すると、ゆっくりと私を見つめ直す。
JM「……いや、あまりにも典型的な文で…うん、Aのほうが綺麗だよ。何倍も。」
漫画のようなセリフ。
正直、ジミンさんの言葉は、あまりにも甘くて、私には飲み込めないほどだ。いや、信じられないのだ。言葉ひとつひとつが私を蝕む。拒絶反応のように、私の中で溜まっていく。
ジミンさんが、好きだ。
溜め込んで、溜め込んで、バケツにいっぱいになったそれが、少しでも動かしたらこぼれてしまいそうになっているのに。ジミンさんは、容赦なくそれを動かそうとする。
『…く、口説き文句ですか』
JM「うん。そうだよ。」
ジミンさんがそう言った瞬間。
バケツの中が、少しだけこぼれたように、私の口が勝手に開く。
『っ……ジミンさんっ、いいですか！？そうやって当たり前かのようなこと言ってますけど、私はすごく不安なんですっ、……利用されてるんじゃないかとか、騙してるのかなとか、好きとかたくさん言われるのなんて初めてだから、…私、ど、どうしたら……！！』
留まらずに出ていく言葉。
しかし、言い切る前に、私の手をジミンさんが握った。
外の景色が、頂上と重なる。
JM「……まず言いたいのは、僕の言う好きは嘘じゃないってこと」
『…で、でも……そう言われても、信じれなくて、』
JM「本気だよ。Aが好き。」
そう真っ直ぐ瞳を見つめられて。
ぐっと飲み込んだ言葉が、飛び出した。
『……わ、たしも、………ジミンさんが、好きです…』
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
