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デートを約束された前日。
ぼんやり頭に浮かぶジミンさんの姿。
ないないと首を振りたいが、私は驚くべきことに、ジミンさんに恋をしてしまったのかもしれない。本当に。冗談ではない。
……つい最近までは否定できていたことなのに。
でも、ジミンさんが本当に私のことを好きなのかもわかんないし。遊びでしょって、分かってるけど。それでも私はそれにやられてしまった。単純だと罵ってほしい。
…あんなかっこいいのに私を好きになるわけがない。
そう溜息をついたとき、突然携帯の着信音が鳴り響いた。
慌てて飛び出ると、画面に出たのはソクジンさんの文字で、目を見開く。
『……も、もしもし？』
JN「出た。Aちゃん、急にごめんね」
『いや全然、大丈夫ですけど、……な、なんかありましたか？』
JN「ううん。一番の理由は声が聞きたかった。。2番目の理由は……ふふ、笑わないでね」
『……は、はい…』
な、なんだ？
顔が強張る。ソクジンさん笑ってるし。なんなんだ。
JN「僕ね、キム病院って言うとこの院長の息子でさ」
『はい………え？』
とんでもないカミングアウト。
JN「それでね。ジミンって子、知ってるでしょ。僕知り合いだったんだけど、……ふふ、昨日急に、職場でAちゃんをよく見ろって言われてね？」
『えっ、なんでですか』
そう言うと、ソクジンさんが少し笑っていった。
JN「怪しい男が寄り付きそうになったらすぐにぶっ飛ばせって言われたよ。」
思わず止まった身体。
そして、恥ずかしくてムズムズする心臓。
ぶわっと顔が熱くなるような感覚がして、慌ててしゃべった。
『わ、私のこと尻軽とでも思ってるんじゃないですかね！あはは…』
JN「そんなことないと思うよ」
『……え、』
JN「あのね、Aちゃん。僕が余計なことを言うようだったらごめんね。あいつは少し馬鹿で、なんでも極端な奴だけど…きっとAちゃんを幸せにするよ。」
そんな言葉が、ひとつひとつ繊細に耳に入り込んでくる。
鳴り止まない心臓が痛い。
聞こえてしまわないか、心配だ。
『……ジミンさんは、私のこと本気で』
JN「本気で好きだよ。こんなの初めてだよ、ジミンは周りに興味がないから」
ジミンさんは、どこでも私を混乱させる。
『……あの、ソクジンさん、』
JN「うん。」
『わ、私、……ソクジンさんに、相談したいことが、あって』
なんでも言ってごらん。
ソクジンさんが、電話越しにそう笑った。
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
