24【JM】 ページ24
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『ぎゃあああ！！！！やめて！！
…あっ、寒、……いやぁああ！！！』
…うるさい。
こっちまで恥ずかしくなるような悲鳴。多分脱がされてる。
採寸してぴったりサイズのドレスを探す。
一応僕の婚約者として行くから、ちゃんとした格好じゃなきゃ困る。
…にしても、なんか近頃は調子が狂う。
原因は確実にキムAという女にある。確信している。
最初は気弱そうで大人しそうだったのに、意外と図太くて根性強い。
…しかも、なんか、敬語を外せとか…ぼくを崩してくるから、困る。
可愛いかと聞かれれば、まぁそこそこって感じなんだけど。
多分あいつより可愛い子は五万といるけど。
なんだろうね。姿勢の正しさとか、字の綺麗さとか、身だしなみとか。
認めたくないけど、惹かれた。
好きじゃないけど。
別に結婚してやってもいいけど、ぐらい。
「パクジミン様。ドレスのご用意ができました。」
「ありがとうございます。あの、メイクアップもお願いできますか？」
そう従業員に優しく微笑みかけると、ぽっと赤くなる顔。
…うん。これが普通の反応。
僕がこの生きてきた中で掴んだ、女性への対応の仕方。
「はっ、はい！」
パタパタと走って行く姿を見つめる。
…さて、どんなのが出てくるかな。
数十分、じーっとカーテンの奥を見ながら待っていると、また従業員が出てくる。
「長くなって申し訳ございません、終わりました！」
「ああ、すみません、ありがとうございます」
「ほらAさん！可愛いですよ！早く！！」
奥で何か腰を低くしながら必死に隠れている奴が見える。
…なに隠れているんだ。ちょっとお洒落しただけじゃないか。
そう思って、僕が歩き出す。
『やっ、ちょっ、見ないでジミンさ、……！！！』
見た瞬間、心臓がドクリと波打った。
いつも色白なくせに、真っ赤になった顔。巻いた髪。ラメがかった瞳。ドレスから、いつも見えない鎖骨とか背中が見えて、あまりにも綺麗で。息が止まる。
泣きそうな目が反射して、目があった瞬間、自分の顔が熱くなる感覚がした。
『……じ、ジミン、さん……変ですよね、えっと、あの、』
…な、なんだこれ。
どっかのお姫様でも連れてきたんじゃないか。
ああ、もう、調子が狂う。
「…へ、変じゃない」
『……え？』
「綺麗だよ、今まで見てきた人の中で、1番」
思ったよりも細い身体が、僕を誘ってくる。
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マカロニ - 完結おめでとうございます！ 毎回更新楽しみにしてて読むたびにキュンキュンしてました…ありがとうございました… (2022年3月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9d72831453 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - いつきさん！完結おめでとうございます(泣)でも寂しいです(泣)ここ最近の楽しみだったので、完結できて良かったという気持ちともう終わってしまったのかという気持ちがあります！2人の甘々な日常が見たいです！！ (2022年3月26日 8時) (レス) @page49 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - くるみさん» 私も書いていて甘々すぎるぅうう！！と思いながら書いております笑 更新頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 彗羽さん» 返信が遅くなって申し訳ありません…！！ありがとうございます、ハートを貰えるのは嬉しいのでこの作品ではこのままにしておこうと思います…！笑 ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ちょっと甘すぎてやばいです！こっちまでキュンってします！(＊◎ω◎)めっちゃ続き気になります.......（文章おかしくてすみません��(￣Д￣;) (2022年3月21日 11時) (レス) @page45 id: 3b36d2a845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2022年2月13日 0時
