35話 家 ページ37
ピーターside
Aを探してるとトリックに言うと、居場所を教えてくれて、早く行ってやれと言われた。
何かあったのかと急いで向かうと、Aが俺を見つけて走ってきた。
『ピーター、どうしよう、あたし』
「落ち着け!どうした?」
とりあえず話を聞いて、どうすべきか2人で考えれば良い。ここは安心出来るから。
ゆっくり、Aは話してくれた。
つーかそんなことになってたのかよ。どこ情報だよ流石トリックだな
「A、とりあえずジュジュビとかに言おう。俺達が守るからさ」
『うん』
いつの間にか、全員集まって会議が始まっていた。
ホラウソーとトリック情報によれば、次の島で会う確率が高いそうだ。
「船から降りない方がいい」
「そうね。誰か側にいてやらないと」
『ピーター……』
「ピーターとあと見張りも」
「それはあたしがやるよ」
トントン拍子で話が進んでいく。
Aの不安そうな表情は変わらない。
「……A」
『な、なに?』
「絶対に俺達が守るから。お前の家は、帰る場所はここだからな」
俺がそう言うと、Aは糸が切れたように泣き始めた。そして謝った。
私のせいで、と。
俺はそんなこと思ってない。むしろ守らせてくれ。
絶対に俺が助けてやるから。
いつか、お前に伝えるまで、それからもずっと守らせて欲しい。
「大丈夫だ!任せろ!!」
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ちさ@海賊(プロフ) - まるさん» すみません、外しました (2018年9月25日 22時) (レス) id: 5a21ee5c7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月21日 21時) (レス) id: 96785d57c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちさ@海賊 | 作成日時:2018年9月18日 6時