28 ページ28
＊
Silk side
モトキが中に入ってからしばらくして
ぺけたんの家のドアが開いた。
そして涙で濡れた顔のぺけたんとモトキが出てきた。
「ぺけ、来てくれたよ。」
そういうモトキを見て俺はただすげぇと思った。
モトキは、いつだってみんなの心を溶かす。
優しい笑顔で、言葉で、俺らを救うんだ。
俺にはできない。
いや、モトキ以外の誰にもできないんだ。
だから俺らは、モトキに甘えてしまう。
モトキの横顔を盗み見る。
いつも通りの、優しい微笑み。
胸が詰まる。
なぁモトキ、お前はいったい誰にすがるんだよ。
お前、そのままじゃ壊れちまうよ。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ち ゅ ん ぴ(プロフ) - Leafさん» ありがとうございます！！その言葉を励みに、日々精進しますね！これからも応援していただけたら嬉しいです。 (2018年6月20日 22時) (
レス) id: 022154d35a (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！続き待ってます (2018年6月20日 17時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
chisa12(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しておきますね。 (2018年4月26日 6時) (レス) id: 022154d35a (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグちゃんと外して下さいねー (2018年4月25日 21時) (レス) id: 3abbd88b82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ち ゅ ん ぴ | 作成日時：2018年4月25日 19時
