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ゆき「まじで重大。カモンぽまえら」
『横にいる俺らはなんとも言えないからね』
ぷ「まじめに話聞いたってな」
こ「じゃあすのおちゃん」
ゆき「うん、」
少し、沈黙。
コメントが流れるスピードが少し早くなる。
ほんとに、言うのか………
ゆき「僕、すのおは、学校で同級生にいじめられました………。」
ゆき「いや、急だよね」
ゆき「でもね、ホントだよ。すごいしょーもない動機でさ。」
ゆき「ボクがかわいいから嫉妬したんだとさ」
ゆき「まあね!これがだけを言うために、慰めてもらうために生放送したんじゃないんだよ?」
ゆき「あのね、未だに減らないアンチ君に言いたいんだよ」
ゆき「ねえちゃんと、ころちゃんが一生懸命助けてくれたんだよ」
ゆき「ほら、ねえちゃんなんかさ、中学生のファンのくせに、パパのおかげで会えてさ、」
ゆき「ファンの中でも、ずるいと思う子はいるよねー」
ゆき「みんなのこと、もっとよく知ってあげてね。」
ゆき「みんなのいいところ見つけてあげてね。」
ゆき「みんなの悪いとこばっか見ないでよね。」
「これ、ボクとの一生の約束だかんね、ファン達」
そう言ってゆきは得意げに私達の方を見た。
………かっこいい。
ウチの妹は、みんなのこと、大好きでいてくれてる。
こ「すのおちゃん………」
ころちゃんは少し、泣いていた。
きっと、感動したんだろう。
そりゃね。
『ありがとうね。我が妹。』
だから、そう感謝を込めて笑った
『でもツンデレっぽかったよw』
ゆき「雰囲気壊すんじゃねーよ」
そう言ったゆきの顔は割と紅かった。
ツンデレじゃん。
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