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「えっあのぉー？」
「いいって言ったよね！Aちゃん！」
「…そうだよね！じゃあ大丈夫だよね！」
『え、いや、』
ぷ「………おい」
あ「……ねえ君たちさ、Aちゃ…お嬢様から聞いたことないんですよね」
「え、どう言うこと、ですか？」
あ「Aお嬢様は帰ってくると、まず学校の話をしてくれます。」
あ「その話に君たちみたいな人は出てこない。」
周りはザワザワしていて、ここで揉めていることに気づいていないらしい。
まあ、それでいいんだけど。
ここでどんな騒ぎになったとしても、
パパが金でどうにかするっしょw
あ「流石にそろそろお嬢様の意見を聞かないと、ただの自己中になりますよ？」
「ぐっ…」
チラッとあっきぃがこっちを見る。
「話していいよ」ってことかな？
『あのぉ………まずさ、私今日初めて君らと喋ったんすけど………』
ぷ「へえー」
『ねえ聞いてよ坂城さん、私今日初めてAちゃんなんて呼ばれたよ』
あ「……」
『まだ中学生なのにイケメンに媚び売るんだね』
ぷ「………お嬢様はマネしてはいけませんよ」
『うん、わかってる』
「Aちゃん………？」
『呼ぶなって』
「え、じゃあ前原さ………」
『俺の家族の苗字も呼ぶなよ』
「………っ」
『坂城さんと黄野さん狙いだったんだろーけど、年齢の差わかってる？
10歳差。バカみたい。一目惚れかな？
マスクつけてて、メガネかけてて、顔なんてほとんどわかんないのにね。
お前らの一目惚れ、かっっる』
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