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キーンコーンカーンコーン………
『やべえ全部授業が頭に入ってねえ！！！！！！』
楓「おう…」
『次、なんだっけ』
楓「総合。ちな、参観ねw」
『ぅ………』
楓「マジで大丈夫そ？」
この休み時間が終われば、
あと8分経ってしまえば、
ー参観が始まってしまう………！ー
ぷりちゃんの顔バレとあっきぃの顔バレとねーむの顔&住所バレはとにかく避けたい！
それに、私が調子に乗ってYouTubeなんて始めるから………！
もし、私が遠くから見ている存在のままだったら………？
ダメだ！そんなこと考えても無駄！！
楓「ねー、あれAのお父さんじゃない？」
『うそっ！もう来たの！？』
「前原のお父さん！？じゃあ近くに………」
「探せよ！」
「おい、お前ら邪魔だって！！」
やだ、
やだやだ、
いくら作戦があっても、心配で心配で、
仕方ないよ………！！
ガラッ_______
教室のドアが勢いよく開かれた。
『パパ………』
パパだ。
そして、
パパの隣には、伊達メガネや、マスク、スーツを着たイケメンがいた。
『まさか………っ！？』
．
．
．
．
ぷ「お嬢様、本日は頑張ってくださいね」
あ「俺たちは後ろで見てるので。」
そう、
敬語を使い、私のことをお嬢様と呼ぶ、
かっこよすぎて逆に目立ちそうなぷりちゃんとあっきぃだった。
．
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