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『おはよ………』
山「………どした？」
『永遠に参観とかくんなよぉ〜………』
山「………ウチのクラスでさ、」
『うん？』
山「男子が騒いでるんだよね」
山「△組の前原Aはねーむちゃんで、参観日にはぷりちゃんを連れてくるって、」
なずなと合流した後、あまりの展開の速さに絶句した。
まさか他クラスでも噂になってるとは………
りょう、か？
いや、でも………
山「Aはさ、ねーむちゃんじゃ、……ないんだよね？」
山「ウチにウソ、吐いてないよね？」
山「ウチのこと、信頼………してくれてるよね？」
『あ………』
どうしよう………
割とここは人多いからなぁ………
なずなにだったら………、言ってもいいのか、ダメなのか。
私だけの独断では決めらんない。
『ごめん、ホントごめん。これだけは私の判断じゃ何も言えないから。ホントのことが言えるようになったら絶対言うから。』
そう言った。
あーあ。これじゃ、ほとんど答え言っちゃってるじゃん。
そのあとは、学校に着くまで2人とも黙っていた。
浅「今日さぁ〜ぷりっつ来るって！！」
「△組行かねーとな！！」
「やべ！わくわくする！！」
………。
ホントに作戦あるんだよね、パパ。
ぷりちゃんも、あっきぃも、みんなも、守ってよね。
あぁ、でもそれは…
私次第でもあるかぁ。
．
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