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「お前さ、参観の日ぷりっつ来んの！？」
興奮気味に男子がきいてきた。
コイツは………確か、田中だ。
6組の男子だっけ………？
『ごめん、何言ってんのかわかんないけど、私ぷりちゃんと知り合いじゃないわ』
「は、嘘つくなよ！りょうはぷりっつが来るって、」
『………お前、そいつから聞いたことは全部さ、真実だとでも思ってるの？』
はあ、とため息を吐いてくるり、と後ろを向く。
楓は遠くから私を見つめる。
おそらく、心配してるんだろう。
『パパ、どうにかするって言ってたけどどうすんだよ。』
近くに聞こえる人には聞こえそうな声でつぶやいた。
川「前原さん！」
『………川崎、だっけ』
川「そうだよ！前原さんってさ、妹いるんだよね？」
『………うん』
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