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「ねーむは。」
「ねーむの。」
「ねーむと。」
「ねーむが。」
「前原Aが」
学校に行って。
何度も噂されて。
りょうに会って。
『勝手に私がねーむって決めつけんなよばーか』
楓「イラだってますねぇ」
『そりゃ、ね』
はあ、とため息を吐くと楓は心配そうな顔をした。
私に相談して欲しい、と言っているように聞こえる。
楓「あ、座らなきゃ」
『ほーい』
「前原さん、もうすぐ参観だって」
『うげ、中学生にもなって、参観、ですと………』
「あははw」
前の人に渡されたプリントを見る。
ー参観についてー
・日付5/19
・6限目
・保護者様は3人以下でお願いします。
・用事があるのであれば結構です。
『3日後………』
はあ、とため息を吐く。
変な騒ぎにならなきゃいいけど、ね。
ー
ぷ「Aちゃんが最近喋ってくれへん。」
こ「そりゃ、土日以外は学校あるし、課題もあるからねー」
『ただいま』
ぷ「！おかえり！………？」
帰ってきた瞬間ダッシュでこっちに走ってきた瞬間、参観のプリントを渡す。
ぷ「さ、んかん……ひづけ、じかん、」
パッとぷりちゃんが顔をあげる。
やばい、嫌な予感がする。
ぷ「俺も行きたい！！！！！！」
『やっぱり…』
．
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