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っおっと、危ない。思い出すところだった……
あんなのもう、思い出さなくて結構。
『あ！ぷりちゃん！』
ぷ「Aちゃんおつかれさまー！」
『ふふ、ありがと』
ぷ「ほらはよいえかえろ」
『うん』
ぷりちゃんに手を引かれて帰る。
………人が少ないから良かったけど、こんな道のど真ん中で手繋がないでよぉ…
うぅ、と思っているとぷりちゃんがチラッとこちらを見る。
『どうしたの？』
ぷ「Aちゃんと2人でこの前撮影したやろ？あれな、好評やったで」
『ホント！？』
うん、とニマニマしながら頷くぷりちゃん。
ぷりちゃんが笑うとこんなに綺麗なのに………なんでなんて名前だっけ、
川谷………？あ、川崎が笑うとあんなに気持ち悪くなるんだろう。
ぷ「Aちゃんが立ち絵描いてくれたからなぁ。イラストかわいい！ってコメントめっちゃ多かったわ」
『そっかぁ、そんなにイラスト褒められたの初めてだなぁ。』
ぷ「かわいかったな、ねーむとしてのAちゃん」
私をしっかりと映したぷりちゃんの瞳。
ぷりちゃんは口の端をあげる。
私の顔は熱くなる。
・
かわいいって、言われた。
・
いや、でも、ぷりちゃんは
「ねーむ」としての私って言ってたから。
違う、違……いやいや、それは悲しい。
素直に褒め言葉として受け取っておこう。
『そうだ、ぷりちゃん、これからは送り迎えしなくても大丈夫だよ。』
今朝のことを思い出してぷりちゃんに提案する。
大丈夫。笑えてる。
ぷ「なんで？」
『いや、なんかさ、ぷりちゃんのリスナー多くてさ、「あれ誰？あれ誰？」ってみんなうるさくてごまかすのが大変だったよ！』
ぷ「そっかぁ。Aちゃんがええなら、俺はいいよ。」
そう言ってぷりちゃんはしゅん、とした。
それを見ると、なんだか罪悪感が湧いてくる。
『じゃ、じゃあ！人、少ないし、迎え…だけは来て欲しい、かも』
少し、曖昧な答え。
だけど、これ以外にどう言えと！
ぷ「ホンマ！？ふふ！やったぁー」
子供みたいに少しはしゃぐぷりちゃんを見るとホッとした。
．
ーーー
GW終わりましたね。
学校始まったんで更新頻度ものすごく下がりますよ(｀・∀・´)
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