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山「あの人髪の毛チリチリだね？」
『あの人もぷりちゃんのこと好きなんだって！』
騙されろや！！
疑うなよ！私を！！！！！！
山「ねーむちゃんとA、声似てるよね？」
『っだよね！！超嬉しい！！ねーむちゃんと歳も一緒だしさ！！』
山「………ふぅん。そっか」
軽く俯いて諦めたなずな。
あっっっっっぶなかったぁ！
いやはや………どうなることか………
山「それよりさ！〜〜〜〜〜〜！」
『〜〜〜？〜〜〜〜〜〜！？』
山「ねーむちゃんのTwitter見た！？」
『私Twitter見てない()』
山「Twitterいれてよぉー」
『………家帰ったら入れよっかなぁ〜』
山「入れて入れて！」
『はいはい』
そんな会話をしているうちに学校につく。
やっとかよ。
そして何人かヒソヒソと私の方を向いて話している。
『やれやれ、金持ちは困るぜ。』
山「たぶん、………理由は違うけどね」
『ん、？なんか言った？』
山「今のタイミングで喋ることねぇわアホ」
そして下駄箱で靴を履き替えて1人でクラスに向かった。
え？なんで1人なのかって？
なずなと私、クラスちげえんだわ。
でも友達はいるから大丈夫だよ！
『おはよー』
？「おはよー」
そう、今話しかけたのが友達の大波 楓！
にっこり笑っていると楓はスッと手を出してくる。
そう、まるで何かを頂戴、と言っているかのように。
『どしたの？』
楓「イラスト」
『あぁ、家に置いてきた。』
楓「持ってきてっていったじゃあん！！」
『楓は私の推してる実況者さん興味ないでしょ。』
楓「うん！」
爽やかな笑顔でグッジョブする楓を見ると少しイラつく。
すると後ろから肩をトントン、と叩かれる。
振り向くとそこには男子がいた。
？「前原」
『どうしたの？えーと』
川「川崎だよ！今日の朝さ、男の人と来てたよね？」
『うん、お父さんの知り合いの人が送ってくれるって言ってたから』
ふんわりと笑うとその川崎は嫌な笑い方をした。
え、うそまさかコイツもぷりちゃんファン？
川「へぇ、それよりさ、ぷりっつって実況者のこと、知ってる？」
………キターーーー(テンション低め)
うそつくのは上手い方ですけど！？
うそつくの好きじゃないんです！？
もうコイツ嫌い○ねよ………
『知ってる！知ってる！私、ぷりちゃんのファンなんだよね！』
楓「うちわかんない話じゃん。しーゆー」
川「知ってたんだ。ねーむちゃんって知ってる？」
．
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