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ぷ「Aちゃん、Aちゃん、夜ご飯やでー」
『うー………眠いぃ』
ぷ「ほらほら、下でみんな待ってるから」
『起きるー』
ふわふわする頭で軽い返事をする。
あーまさか好きな人に起こしてもらえる日が来るなんて。
目を少し開けると薄暗い部屋。
たぶん私の部屋。
横を向くとベッドの側のイスに綺麗な顔で笑うぷりちゃん。
綺麗だと思ってしまう。
『………おはよ、』
ぷ「おはよ、ほら行こ」
『うん……』
目を擦りながらぷりちゃんに引っ張られて行く。
あれ、私そういえばリビングで寝たような………
誰が運んでくれたんだろう。
ア「Aちゃんおはよー」
あ「おはよ！」
な「おはよー」
『おはよー』
やはりまだ眠い。
ふわり、と香るいい匂い。
シチューかな。
『ふぁああぁー目ぇ覚めてきたぁ』
ぷ「ほら、食べよ」
か「Aちゃん超精神年齢下がってるんだけどwww」
ゆき「毎朝こんなもんだよ」
こ「今朝は普通だったよ？」
ゆき「たぶん早起きしてぷりちゃんのイラストでも描いてたんじゃない？」
ぷ「たしかに机の上にイラスト乗っとったわ」
みんながわちゃわちゃと話す。
今日の夜なにしよ。
ゲーム………お絵描き………いや、早く寝よう。
くそねみいわ。
ア「てかさ、思ってた1000倍くらい金持ちな家なんだよねw」
こ「始めは誰もがそう思うよ」
ぷ「ほらAちゃんイス座ってー」
『はーい』
ぷりちゃんの隣にちょこんと座る。
ふふん、私は勇気を出してぷりちゃんの隣で食べたいと言ったのだからこんなにいい席に座れるのよっ！
あぁーーそれよりも、明日学校、
『だる』
誰にも聞こえないように呟いた。
それはもちろん誰にも聞かれなかった。
．
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