友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ40)

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37話ページ40

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………………
放課後

先生「あら、HR終わったくらいね
Aちゃん、体調はどう？」

貴女「もう全然平気ですよ。帰れます」

ガラガラ

夏樹「しつれーしまーす！あ、Aいたー」

貴女「…？」

蒼太「会いに来たんだってあの日から全然話してないからさ」

貴女「あぁ…なるほど…」

貴女(そういえば正体ばらした日って月曜で…次の日から寝不足で話せる感じじゃなかったし)

春輝「まだ体調悪いか？」

貴女「いや…そーゆわけじゃないんだけど…
なんか変わんないなーって」

蒼太「なにが？」

貴女「みんなの仲の良さとなつきの私への態度…かな」

優「お前だって優しいとこはとこは今も変わんないだろ」

貴女「…優しさ…ね」

先生「ほーら、みんなで帰んなさい。ここで4人立って話してなくてもいいでしょ？」

ちなみに私はソファーに座って先生は事務机の椅子に座ってるなつき達は来たばかりでずっと立ってます

貴女「…ねえ、今気づいたんだけど一緒に帰ろうって言ってる？それ私の鞄だし」

と、優が持っている私の鞄を指す…ん？

優「あ、そうだった、はい(鞄を渡す」

貴女「あ…り…がと(ボソッ」

夏樹「なんか言った？」

貴女「…ありがと…ございます」

蒼太「なんで敬語？w」

貴女「…なんとなく？」

夏樹「あはは、何それ～まいっか！よーし！校門まで走るよ！レッツゴー」

蒼太「え？あ、ちょっとーなつき！？もー優達も早く来てよ！」

春輝「おー(走ってく」

優、貴女「…」

貴女「行っちゃった…」

と、また沈黙が…それを破ったのが

先生「さ、瀬戸口くんとAちゃんも帰りなさい」

貴女(先生…ありがたいような…なんなのか…)

優「じゃ、俺らも行くか」

貴女「うん…あ、ちょっとまって」

と、先生の方を駆け寄り

貴女「話を聞いてくれてありがとうございました。いつか話しますみんなに…あのときのこと…辛くても…」

優(あのとき…？)

先生「そうしなさい(抱きしめる」

貴女「せ、先生！？」

先生「あははついAちゃんが可愛くてw」

貴女「可愛くてって…はぁ…さよなら」

先生「はいはーいじゃあねー」

ガラガラ

シーン…

お互いに言葉を発することなく校門まで向かう

貴女「…あ、」

優「ん？」

貴女「私制服に着替えてくるね。制服じゃなきゃ帰れないし」

優「じゃ教室で待ってる」

貴女「さき行ってて」

優「いいから、」

貴女「…うん」