友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ4)

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1話ページ4

高校合格発表当日

「5021…5021…あ、あった…よかったー」

番号を小さな声で言いながら張り紙を見つめる少女がいた

彼女は(人1)A セーラー服で身を包みヘッドフォンを首にかけている

一見普通の女子中学生だが…

…………………

貴女side

貴女(合格もわかった事だし帰ろっと)

「ねえあった？」

「んーっとねあったよ！」

「やったー友達と一緒の高校なんて最高だよ」

「っていってもクラス違うかもしれないでしょ」

「あーそっかー」

Aの隣で女の子二人が話している。

貴女「ヘッドフォンを耳にする) (仲よさそ…あんなのタダの友達ごっこじゃん。って言っても私にも一人いるんだけどね…その子だけだよ信じられるの……って

こんな暗い話はやめやめ… お母さんに報告しに行こうっと)

私のお母さんは私のためを思い仕事をしすぎてしまったそのせいか脳卒中になってしまい
手術が受けられない状態でいる

私の家は母子家庭でもともと父親はいない母は私のために色々してくれた
このヘッドフォンも中学生になったときの入学祝いで買ってくれたもの

日常生活に支障はないけど家にはテレビがなく遊びにもあまり行かない

だから手術も受けられない

今私にできることはお母さんをささえること
はやく高校生になってバイトして手術を受けさせてあげること

そう、考えていた…

病院に着くと医師やナースの人がバタバタしていた

貴女「お母さんの病室の方面だ大変そう…」

ナース「あ、Aちゃん」

貴女「あ、こんにｔ… ナース「急いで病室に向かって」え？」

ナース「久美子さんが大変なのだから早くってAちゃん！？」

貴女(お母さん…まだ死なないで…私やっと高校生になれるんだよ？)

貴女「お母さん！ッ…」

病室に向かうと＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿お母さんの顔に白い布がかぶせられていた