友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ25)

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22話ページ25

靴箱にて

貴女「(ヘッドフォン装着中」(やっぱ音楽って落ちつく)

　「急に話があるなんて言ってすみません実は私…前から先輩のこと...」

貴女「(ヘッドフォンを首にかける)」(え、まさかまた、告白現場に居合わせ？
　さすがに学習したからバレないと思うけど)

　「好きです！瀬戸口先輩のことが！」

優「…ごめん俺好きな奴いるから」

貴女(ええ！？優がコクられた？だ、だれに？)

のぞいてみると学年カラーで１年生とわかったまあ先輩って言ってるから１年だろうけど

「そう…ですか聞いてくれてありがとうございました」

優「…はぁ(靴箱にもたれかかる」

貴女「もてるんだねー瀬戸口って」

優「おまっいつから？」

貴女「後輩の子が『急に話があるなんていってすみません』ってとこから」

優「ほぼ全部じゃん」

貴女「あれ、そうなの？ …にしても４回目」

優「何が？」

貴女「瀬戸口がコクられてるとこみたの(靴を履き替える」

優「なっ…お前俺のことつけてる？」

貴女「まさか、…中学のときからよく人の告白現場に居合わせる」

優「大変なんだなお前さて、部室に戻るか」

貴女「まだやるの？」

優「演技撮影より色々やることあるんだよ映画って」

貴女「ふーん(ってことは雛に会えるじゃん) じゃ」

優「じゃあな(そういえば(人1)と話すこと多くなったななんでだろ)」

……………………
瀬戸口家前

ピーンポーン

？「はーいあ、Aちゃん！」

貴女「久しぶり雛ごめんね急に」

雛「ううん連絡もらった時すっごく嬉しかったゲームしよ！」

貴女「…うん」

ピコピコ←ゲームの音

雛「Aちゃん、何かあったでしょ」

貴女「…何かって？」

雛「学校で」

貴女「まあ…あったかな」

雛「なになに？」

貴女「実はさ…」

春輝に映画のヒロインを頼まれたこと、優がコクられてたとこを見たことを話した

雛「お兄ちゃんモテるねー」

貴女「告白現場に居合わせたのもう何回目だろ…」

雛「まあいいじゃん自分が好きな人できたとき失敗しないかもよ？」

貴女「…それはないね友達だって作る気ないし」

雛「またそれいう…よくお兄ちゃん達にばれてないよね」

貴女「変わったから…じゃない？私が」

雛「…そうだね」

？「あら、雛お客さん？」

雛「あ、お母さんお帰り Aちゃんだよ」