名探偵の大怪盗。【名探偵コナン】

《３人の恋敵》 ページ7

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新幹線でおよそ数時間。




『大阪着いた〜！長かったなぁ、新幹線。』


コ「それにしても、蘭姉ちゃん達来れなくて残念だね。」


『そうだね〜』




蘭達は部活で忙しいらしく、
今回はコナンとAの２人だけの大阪旅となった。





改札を出ると手を振る人影が２つ。



「やっと来たな！工藤、A！」


「２人共、久しぶりやね！」



手を振る男は服部平次、関西を代表する高校生探偵。



平次の隣にいるのは遠山和葉。
合気道の有段者で、可愛い女子高生。




『和葉お姉さん、平次兄ちゃん。久しぶり！』




改札の前で４人が談笑していると、
Aは一人の男とぶつかった。



『わっ…』


地面にこんにちはする寸前に抱き上げられた。



？「ごめん、大丈夫か？」



声の主の方を見るとまさかの黒羽快斗(怪盗キッド)。



青「快斗、だからあれほど走るなって…大丈夫？」



快斗を追いかけるように来たのは中森青子。

快斗と江古田高校に通う女の子。(A調べ)



『うん…ごめんなさい。キッド君。』


最後のキッド君は小さな声で
快斗にしか聞こえないようにAは呟く。


快「!?(何で知って…招待を知ってるは身内と"アイツ"くらい…！)」


驚いて何かを考えたかと思えば、また驚いた様にAを見る。


大方、「こいつの正体はDamaか！」的な感じ。





『ありがとう、お兄さん。』


快「お、おう…」


青「どしたの、快斗。顔赤いよ？」



照れた様に顔を赤く染めるキッドに
平次とコナンは不貞腐れたような顔をする。



平「おー、兄ちゃん有難うな。(はよ、離せ)」


コ「A姉ちゃん、大丈夫？(早く離せよ)」


快「い、いえ…(名探偵と西の名探偵の視線が怖い)」


『ありがとう、コナン君。心配してくれて。』




Aは快斗に降ろして貰うとコナンの頭を撫でる。



コ「え、えへへ///」


平「おー、コナン君。可愛ええな、俺も撫でたろ。」


快「本当だ可愛い。僕もなでていいですか？」



コナンの了承の前に平次と快斗は頭を撫で回す。




『仲がいいね、３人とも。』


「「ほんまに/本当にそうなのかな/そうやろか。」」




平「そーいえば、A髪切ったんか？可愛ええやん。」


『気づいてくれたの？ありがとう///』


コ「(服部の奴、抜けがけを…)」


快「(西の名探偵、許すまじ…)」





不思議な三つ巴戦が始まった。









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