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データ20 ページ21




 


A「…うん」





今、Aの脳内では幸村の言葉が駆け回っている





『データばっかり見てないでさ


 
俺のこともみてよ』





A「精市…私さ…」


幸村「うん」


A「データじゃなくて、精市のことばっかり見てたよ?」





 
その瞬間、幸村の体温が一気に上がるのがわかった





幸村「聞いてたの?」


A「まぁ…」


幸村「じゃあ、俺の気持ち分かってくれたよね?俺はAが好き」





A「私は精市のこと……


 


 

好きだよ…」





 



幸村はAを離し


至近距離で見つめる


唇の距離…5センチ…4センチ…3s





いきなり、医務室の扉が開く





幸村「君達…今、良いところだったのに…^言^」


謙也「良いとこ!?今はそれどころやない!A先生!助けてくれ!」


A「どうかした?なんで、服ぬれてるの?」





 



すると、田仁志が真緒をおぶって入ってきた





 
越前「川に流されて、意識戻らないんすよ」


田仁志「助けてぁげてシチャさい」(訳:助けてあげて下さい)


A「…」





 
こいつは、私を川に落とした


仕事をしようとしなかった


でも


私は、医師としてここにいる。だったら―…





A「はやく、ベッドに寝かせて!それから、毛布を至急持ってきて」





 



田仁志は真緒をベッドに寝かせ


幸村、越前、忍足は毛布を取りに行った





A「目、覚ましたらたくさん仕事用意しといてやるからな…!!」

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設定タグ:テニスの王子様 , ちろる   
作品ジャンル:アニメ
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K☆ - 面白かったです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2015年2月13日 22時) (レス) id: 2c85883907 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちろる | 作成日時:2013年7月22日 21時

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