参謀の双子の姉はＵ-17のデータ管理をする美人女医でした【テニプリ】 (ページ2)

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データ１ページ2

A「東京都、青春学園、越前リョーマ……へぇ、あの精市を倒したのか」

　
Ｕ-17合宿所の医務室には、次から次へと段ボール箱が運ばれていた

　
？「そんなにデータにかじりついてないで、あなたもこの段ボールを運んでくれませんかねぇ」

A「データ管理が仕事なんだけど？齋藤コーチ」

齋藤「あはは、そうでしたねぇ」

　

齋藤コーチは手に持っていた段ボールを床に置き、そばにあるソファに腰掛けた

　
A「明日だっけ？中学生くるの」

齋藤「えぇ、そういえばあなたの弟くんも来るんじゃないの？」

A「あー蓮二のことか」

　
Aは段ボールをあさりだした

　
齋藤「Aさん、ちょっと乱暴に扱いすぎじゃない？」

A「これが、普通だ……っと、あった」

齋藤「立海大附属？あぁ、弟くんの学校！lって！！ちょっと！痛い！頭っ！」

　
Aはコーチの背中をぐいぐい押し、コーチは頭をぶつけながら半ば強制的に部屋から追い出された

　
A「じゃ、次の段ボール持ってきてね！」

　

バタンッと音が鳴るほどAは勢いよく扉を閉めた

　

齋藤「いたた…本当に人使いがあらいですねぇ」

　
齋藤コーチは、ぶつけた頭をさすりながら歩いていった

　
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同時刻、立海Ｒ陣はバスにゆられＵ-17合宿所へ向かっていた

　

幸村「蓮二？何見てるの？」

柳「姉さんとみんなの写真だよ」

　

柳は、持っていた写真を幸村に見せた

　

幸村「あはははは!!!!!」

魔王と呼ばれし幸村が馬鹿笑いをしている

真田「幸村うるさあ……ぶっ!!はははは!!」

赤也「何笑ってんすか!?ってちょっと!!見ないでくださいっす!!」

　

赤也は幸村が持っていた写真を取り上げた

　
柳「懐かしいだろ？赤也が入部したての頃Aに泣かされていたのを俺が内緒で撮っていたんだ」

赤也「何やってくれてんすかぁ」

　
落ち込む赤也をよそに、３年生Ｒ陣は当時の話をして盛り上がっていた

　
それから、時は過ぎ、全員深い眠りにつき

　
Ｕ-17合宿所へと一刻一刻と近づいていった