僕らの日常

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智洋side


ベッドに吸水シートをひいて、のんちゃんを寝かせる。



「んっ...ないっ...」



下半身裸なのを気にするのんちゃん。



「あとで着るから、とりあえずええよ。」



ササッとオムツをつけて、服を着せる。



「よし、おっけ。 寝れそう?」


「ん〜...ぎゅっ...」



両手を布団からのばしてくる。



「はい、ぎゅ〜。 大丈夫やで。」



そのまま背中をトントンしてると、寝息が聞こえてきた。


俺の体に巻き付いたのんちゃんの細長い腕からなんとか抜けて、急いで洗濯機を回す。

少し汚してもうて、シーツとかパジャマとか結構多いねん。


洗濯が終わり、干してると、寝室から聞こえた鼻をすする音。


のんちゃん起きたかな?



「のんちゃ〜ん?」



寝室に入ると、目からボロボロと涙をこぼしながら、動こうとするのんちゃん。



「どうしたん? お腹痛い?」


望「んっ...おといれぇっ...」


「トイレ? ここでしてええよ?」


望「やぁっ...」


「大丈夫。 ほら、ここに力入れて?」



布団の中に手を入れてのんちゃんのお腹をさすってると、少しだけピクッと動いた。



望「んっ...はぁっ...いたいっ...」



両手でギュっっと布団を握り、顔を歪める。



「ええよ、大丈夫やで〜。」

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