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ボクね、魔法が大好きです。
でも、魔法のせんせーを困らせるほど
ボクの魔法はぽんこつらしいのです。
_______ポンっ。
「いやぁぁああ!ちがうのぉおおお!そうじゃないんだって。」
「ねー。せんせー。お花できた!」
「うん。見ればわかるよ。黒い薔薇だね、うん!!てかまた持ち方違うじゃんんんん!!!だから、魔法が安定しないのぉぉぉ!!明日またやるから練習してね!?」
「ほ、ほい。」
__________ボクね、せんせーのことについて知ってるよ。
ほんとは魔法を使えないんだよね。
でも、ボクのためにいっぱい勉強してくれてる、優しいせんせーがだいすきです。
だから、ずっとそばにいて欲しい。
ボクね、せんせーに内緒にしてることがあるの。
ほんとはね、魔法使えるの。
でもね、魔法が上手に使えたらせんせーかえっちゃうでしょ
そんなのいやだ。
だから今日も演じるの。
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__________
_______________カオルがオレから離れないように。
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作者名:Chiroru | 作成日時:2019年1月3日 15時