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こんな容姿端麗だと目が笑ってない笑顔さえ、綺麗だ。
いや、何を言ってる私。オリヴィアさんが、今絶賛ちょっと怒ってるかもしれないですね。
「あ?なんだよ。ババァっつっただけだよ。」
あ、やばくない?これ
ビュンっと、風が吹いたかと思ったら、オリヴィアさんの持っていたハエたたきが、壁に刺さってました。お姉さーん。使い方間違ってますよー。
「ちょっ、危ねぇよ。事実いったまでだろっ!」
もふ子は今いる部屋を出てった。
「待ちなっ。…………チッ。
…あ、ホットミルク飲めるかい?」
「は、はい。」
「そうか、なら良かった。ちょっとそれ飲んでな。わたしはあの子を躾なくちゃならなくてね。まだ聞けてないことも沢山あるしね。」
後でゆっくり話そうと言ったあと、もふ子のあとを追いかけてった。
ノルンの方がいいのか?まぁ、自分ではもふ子が定着してるから、もふ子でいいか。
少し破壊音が聞こえてくる中、私はホットミルク飲んだ。
「あ、美味しい。」
自然と頬が緩む。
ホットミルクを飲んだあと、やっぱり体は驚き疲れたのかその後はまた寝てしまった。少しこれからのことに期待を膨らませながら。
▫▫▫▫▫▫
「あぁ。よく寝た。」
今日は昨日のような変な夢は見なかった。
「そうか、それならよかった。お寝坊さん。」
「あ、す、すいません。」
私看病をしていてくれたのであろうか。
「いや、いいんだよ。まだ時間はあるからね。」
さっきまで、太陽の光に照らされていた部屋の中は、さっきより薄暗いが、琥珀色の不思議な形をしたランプに照らされている。
グゥー。
「あっ。」
お恥ずかしい。そういえば昨日の夜からちゃんとした食事取ってなかったっけ。
「そうだ、そうだ、夕飯が丁度出来たから、あんたを呼びにきたんだ。立てるかい?」
「は、はい。」
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作者名:Chiroru | 作成日時:2019年1月3日 15時