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syp side
zm「え!? ほんまに!!? 」
ut「遊んで来てええん!!?」
tn「大先生だけは向こうでも溜めてる書類やって貰うけどな。」
大先生の書類の量は俺達戦闘員より多いが、それでもトントンさんやグルッペンさんよりは少ない筈だ。
それでも溜め込んでいるのはひとえに大先生がよくサボるからであろう。
程よく調節しながら仕事すればええのに、、
tn「あと悪いけど今回はショッピくんは表向きは高校生、大先生はその保護者で行ってもらうで。」
syp&ut「「 え 」」
なんとも面倒くさい事になった。
どないして休めっちゅうねん。
gr「まぁ細かい事は資料に書いてあるから目を通しておくといい。」
そう言うとグルッペンさんは紅茶を啜った。
ut「あれ? じゃあこの資料は?」
"黒の組織"と記載された資料を大先生が手に取ってパラパラ捲る。
gr「あぁ、そっちはその組織で絶賛スパイ活動中の日本の公安とFBIやCIAなどのメンバーだな。丁度手の空いていたチーノに集めて貰った。」
ut「世界中から恐れられてる割には結構ガバガバやなぁ、、」
大先生の言う通りだ。
少し調べただけでこんなにもNOCが分かるなんて、ガバにも程がある。
ホンマに強いんか?この組織。
gr「どうだ? やってくれるか? 」
zm「俺はええで。最近暇でつまらんかったし。」
ut「僕もまぁええよ。仕事減るし。」
あとは俺だけだが、高校生として学校に行くというのが何とも腑に落ちない。
前世でこそ軍学校に行っていたが、今世では俺は学校になど行ったことがない。
イタリアのスラムで気づいた時にはいつの間にか前世の記憶があり、当時はとても困惑した。
そのままスラムで暗殺業をして金を貯めていたところ、不服だが、大っっっっっ変不服だが、コネシマさんに拾われたのだ。
高校に行くと言ったところで、今世になって俺は同じくらいの歳の人とは殆ど関わった事がない。
スラムは全てが敵で、年下や同年代なんかは獲物に過ぎなかったから。
tn「せっかくやし、ショッピくんにも任務あるけど日本の平和な環境でゆっくりして欲しいねん、、」
syp「うっ、、分かりました。俺も行きます。」
そこまで言われたら断れない。仕方なく了承する。
gr「本当か外資系!! では3人共、数年掛かると思うが頼んだ!!」
zm&ut&syp「「「 はぁぁぁ!!!? 」」」
ut「そんなに掛かるん!!??」
やっぱり了承するんやなかった!!!!!!
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キムチ - 続きが気になりすぎてやばいです (2月19日 8時) (レス) id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
うえ〜い - めちゃめちゃ続きが気になります〜天才ですか? (6月8日 9時) (レス) @page47 id: 3fe700da3b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 前のコメントめちゃ勘違いでした。本当にすみません(>人<;) (5月14日 22時) (レス) @page44 id: efc5479664 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - コメント失礼します。この作品が別サイトの作品に凄く似ているので聞きたいのですが、この作品は何か参考とかされてるんですか? (2023年3月6日 22時) (レス) @page6 id: 4475659f7a (このIDを非表示/違反報告)
havix - グハッ!…この作品に撃ち抜かれました…チーン…… (2022年12月26日 20時) (レス) @page47 id: a15aad9fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちりめん しらす | 作成日時:2022年4月24日 14時