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めっちゃ一気に投稿するやん自分
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no side
潜入捜査中の黒の組織のジンに頼まれてゾムとショッピもとい、アブサンとジムビームはとある組織を潰しに横浜に来ていた。
鬱が調べた情報によると今日組織内での大きな集会があるらしく、そこを一気に叩いて一網打尽にするのだ。
あらかじめ集会場の構造は鬱のハッキング技術により手に入れた地図で頭に入れているため、容易に侵入する事が出来た。
zm「よし。俺はダクトから奇襲するから、ショッピくんは正面から行ってな。」
syp「分かりました。じゃあまた後で。」
zm「おん。またな。」
そう言うと、アブサンは頭上にあるダクトに入り込む。
本来、ダクトとは風導管、通風管とも言うように、気体を運ぶ管であり、主に建築物内で空調、換気、排煙の目的で設備されるものだ。
そんな物の中を素早く移動するアブサンはおよそ人とは思えない。
暫くして、待機場所に着いたジムビームは見張りの背後に周り、コンバットナイフで首に赤い一線を引き、事切れさせると、耳につけたインカムに手をかざし、アブサンに連絡をした。
syp『集会場の広場前に来ました。今から入ります。』
zm『了解。パニックになったら爆弾投げ込むわ。』
syp『分かりました。お願いします。』
そう言うと、ジムビームはホルスターから愛銃のソーコム Mk23を取り出した。
この銃は、固定スライドガンの中でも特に安定した動作性と非常に静かな発射音を持つ高い性能と汎用性を誇るもので、前世からのショッピのお気に入りである。
それにしても不思議な事に、前世とは歴史も地形も全く違う異世界に彼らは転生したが、兵器や電子機器は大して変わらないのだ。
彼らの総統の古きからの悪友である狐面の自称マッドサイエンティストはなんじゃこりゃ!?、と叫んでいたらしい。てか何で一緒に転生しとんねん。
閑話休題。
まぁそのおかげで一からこの世界の武器の練習をしなくて済んだのだが。
syp「しっつれいしまぁーす。」
まるで仲の良い同僚の部屋に入る時の様な呑気な声と共に入り口の扉の開く音が会場に響いた。
モブ「誰だ!!」
雑魚とは言えど、流石に訓練くらいはしている人間達である。対応が早かった。
ジムビームが入ったと同時に会場内のどよめく声と銃声が響き、弾丸は金属音を伴って乱れ飛ぶ。
その数秒後、換気口から何かが投げ込まれた。
モブ「な、なんだ!?」
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キムチ - 続きが気になりすぎてやばいです (2月19日 8時) (レス) id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
うえ〜い - めちゃめちゃ続きが気になります〜天才ですか? (6月8日 9時) (レス) @page47 id: 3fe700da3b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 前のコメントめちゃ勘違いでした。本当にすみません(>人<;) (5月14日 22時) (レス) @page44 id: efc5479664 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - コメント失礼します。この作品が別サイトの作品に凄く似ているので聞きたいのですが、この作品は何か参考とかされてるんですか? (2023年3月6日 22時) (レス) @page6 id: 4475659f7a (このIDを非表示/違反報告)
havix - グハッ!…この作品に撃ち抜かれました…チーン…… (2022年12月26日 20時) (レス) @page47 id: a15aad9fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちりめん しらす | 作成日時:2022年4月24日 14時